6月21・22・28・29日の4日間で令和7年度浜松市中学校夏季総合体育大会バレーボールの部が市内中学校会場で実施されました。
本校チームは、予選から順調に勝ち上がり決勝戦では、引佐南部中学校と対戦しました。昨年度から何度も真剣勝負でしのぎを削り、共に高みを目指して頑張ってきたライバルです。
1セット目の序盤からお互いが作り上げてきたバレーを存分に出し合います。両チームのエースが気持ちで打ち込み、それを全力で上げに行くレシーブ陣。夏の中体連らしい精度の高いラリーが随所で見られます。一進一退のシーソーゲームが試合中盤まで続きます。そして、本校チームがリードして終盤を迎えます。ここで相手エースのブロックアウトが連続して決まり同点に追いつかれます。20点を越してからも魂の打ち合い拾い合いが続きましたが、最後は相手のサーブが決まり23-25でこのセットを落とします。
2セット目は、本校チームのリードでゲーム中盤まで進みます。一気に試合を決めたいところですが、本校のミスと反則、そして相手の勢いに乗った攻撃でジワリジワリと点差が縮まります。何とか必死に食らいつきますが、力及ばず21-25で落とし0-2のストレート負けで完敗です。
パス入れと2段トスの精度、アタッカーの点を取り切る力、通過点のブロック、サーブの圧力等々の完成度に差がありました。どのような展開になっても自分たちの「形」をやり切る徹底力がまだまだ足りません。悔し敗戦ですが、収穫もありました。苦しい状況でも伝統の「声と笑顔の全力バレー」をコート・ベンチ・応援団でやり抜いたこと。これは、大きな変化です。ピンチの場面でも自分達の「軸」を忘れないことが県大会で大いに活きてくることでしょう。残り1ヵ月で更なる成長を目指します。
今大会も保護者の皆様を中心に本当に多くの方々から熱い応援とプラスの声掛けを頂きました。体育館中に響き渡る大きな声援で、生徒たちはいつも前向きになれます。本当にありがとうございます。
県大会は、7月28・29・30日にエコパアリーナで開催されます。引き続き熱い応援を宜しくお願い致します。









文責 中村智広