薬学講座

午後は、学校薬剤師の西島先生と浜松東警察署生活安全課の柏谷さまをお招きして、薬学講座を開きました。

 西島先生には、カフェインの取りすぎによる影響や、決められた以上の量の薬を飲むこと(オーバードース)の体への負担について教えて頂きました。

カフェインは、頭がシャキッとする、眠気を覚ますなどの効果がありますが、取り過ぎた場合の症状には、心臓がバクバクする、ふるえ、不安感などがあるそうです。


カフェインを含むものを、みなさんは多数知っていましたね。西島先生が話題にされた実際の品に、どのくらいの量のカフェインが含まれているのか、明日まで実物を職員室の前に展示してありますので、是非休み時間に、みなさんで手に取ってみてください。

柏谷さまには、人間の生きていく基となる脳に修復できないキズを付けてしまう危険薬物と、どんな形で10代のみなさんが出会ってしまうか、いくつかの例と対処法を具体的に教えて頂きました。いかにも怪しい人が運んでくるのではないのですね。


最後に、SNS上で女の子を狙った悪意のある者の具体的な手口をお教え頂きました。「自分自身の体を大事にし可愛がること、困ったときは、家族や友達に相談をして助け合うこと。出かける時には、どこの誰と会いに行くなど、しっかり家族とコミュニケーションを。」と、心に残る熱いメッセージを頂きました。 みなさんは、困ったときは周囲の信頼できる人に相談していいのです。

文責 中澤良美