校歌への思い 2

集会記録に記された、講堂朝会の感想。
そこには、生徒たちの「校歌」「学園の歴史」への思いが綴られていました。
中学3年生の感想です。
富郎先生の親友の方が、西遠のために1日で校歌の歌詞を作ってくださったと聞き、素晴らしいなと思いました。私も、富郎先生のように、自分を支えてくれる大切な友達や親友に巡り会えたら良いなと思いました。初めて5番までの歌詞を見たり歌ったりして、こんなに素敵な情景が浮かんできて、この校歌は歌詞がとても良いものだなと感じました。今、高校の古典文法を授業で習っているので、先輩が答えられたように、私も勉強を頑張らなければいけないと感じました。
学園をとても大切に思ってくれている富郎先生や、その友人の方が作ってくださった歌なので、1回1回気持ちを込めて歌いたいと思います。来年3月に西遠は110周年を迎えます。私はこの黄色いラインの制服を誇りに思います。どこを歩いていても、西遠の子だね、と言われます。その時はとても嬉しいです。また、凛とした姿を心がけています。西遠の名に恥じぬような人になりたいです。
3年生の中には、講堂朝会を機に、100周年記念誌を開いて、歴史と向き合った生徒も多くいました。
私は、今回の講堂朝会の話を聞いて、創立100周年誌を読んでみました。パラパラと見たことはあったけど、しっかり読んだのは初めてでした。西遠の歴史のページを見た時に、写真が白黒で少し不思議な感じがしたし、こんな昔から続いているんだということを改めて実感しました。西遠の制服の写真を見て、昔からほとんど変わっていなくて、すごいと思いました。100周年誌に載っていた卒業生の活躍を見て、私も頑張ろうと思いました。今回、西遠の校歌の意味をちゃんと知ることが出来て、本当に良かったです。西遠のことももっと知ることができたし、改めて良い学校だなと思いました。残りの西遠生活もあと半分だけど、充実したものにしたいです。
100周年誌は、暇な時にパラパラと読む時があります。いろいろな先生の名前が載っていたり、生徒会長の名前が乗っていて、興味深いです。100周年誌には、西遠の制服の歴史、社会で活躍している西遠生なども書かれていて、それを見るのは楽しいです。特に、西遠は伝統を守ることに重きを置いていて、制服もほとんど変わっていません。白黒写真の時代から、ずっと続いていて、今更ここで方針を変えることはないな、と安心できます。自分の母校が、通っていた時代と全く変わらずにそこに建っているということは、本当にうれしいことだと思います。もうすぐ110周年になりますが、これからも、西遠がそのままの状態でずっと続けばいいなと思っています。

西遠の歴史に思いをはせ、変わらぬ制服に誇りを持ち、校歌への思いも新たにしてくれた3年生でした。