三谷ロス?

今年の大河ドラマ「真田丸」が終わってしまいました。
ここ5年では一番良い年間視聴率だったそうです。
我が家も毎週楽しみに見ていました。
皆様ご存知のように、我が家は大河ドラマを見るのが長ーい習慣(もしかしたらもう伝統?)となっています。
大河ドラマなしに日曜の予定は立てられません。
最終回は、家族会議(!)の結果、18時の「早丸」スタート時には全員が茶の間にそろわないことが判明したので、
18時のBSを録画して10分遅れで再生して見るという「半分早丸、実は録画丸」技を実行することになりました。
ここで、「真田丸」ファンの間で使われている「専門用語」をご紹介します。
早丸・・・日曜18時からのBSプレミアムでの「真田丸」を見ること
本丸・・・日曜20時の地上波で「真田丸」を見ること。昔から大河ドラマの正規の放映時間は20時ですから「本丸」なんです。
録画丸・・・放映を録画してみること。
再丸・・・土曜13時05分からの再放送を見ること。
感動のうちに55分の「真田丸」最終回が終わって、
総合のNHKニュースに替えたら、まさかの「真田丸」情報。
男性アナウンサーの「では、おのおの、ぬかりなく」を聞いてにやつき、
続いて午後8時の「本丸」と、私は計2回「真田丸」最終回を見ました。

歴史ドラマなので、大坂夏の陣で豊臣が負けるのはだれもが知っている。
真田幸村が死ぬことも・・・。
だから、ラストが近づくにつれ、どんどん悲劇的な様相を呈してくるはずなのに、
この「真田丸」、どこか突き抜けた爽やかさが最後までありました。
俳優さんたちの魅力でしょうか。
三谷幸喜さんの力でしょうか。
SNSを大いに活用しての盛り上がりも、今年の特徴だったとか。
上田では、最終回のパブリックビューイングも催されたそうです。
カウントダウンで、毎晩「真田丸」イベントもあったそうで、
浜松からのファンとしては上田の皆さんがうらやましくもあり・・・。
決して悲劇ではなかったと納得できるような爽やかな感動。
そして、日を経るにしたがって、寂しくなってくる「真田丸ロス」。
火曜の22時には、某民放の人気ドラマでまさかの「真田丸」パロディもあって、
爆笑しながらロスを味わいました。
あとで知ったのですが、
三谷幸喜さんは最終回のカギを握る人物として、
近藤正臣さん演じる本多正信を挙げていました。
三谷さんにとって、近藤正臣さんは「国盗り物語」の明智光秀であり、「黄金の日日」の石田三成。
同年代の私も、その2作で近藤さんは大変魅力的な役者として映っていました。
そうそう、数年前、私が「黄金の日日」をCSで見ていた時に、娘が若き日の近藤正臣さんを見て、「きゃあ!」とそのかっこよさに驚いていましたっけ。
ほんとに端正で、魅力的な光秀であり、三成だったのです。
そうか、三谷さんは少年時代からのあこがれの人に、最後の締めを取ってもらいたかったんだ…。
納得です。
近藤正臣さん、かっこよかった。
徳川方なんだけれど、憎めませんでした。
あわてて廊下を全力疾走したシーンは、特に。
また、舞台を中心に活躍している俳優さんや声優さんが登場し、
魅力的な脇役として注目されたのも、今年の大河の特徴でした。
ワンポイントですごい役者さんが出たり、
歴史的人物をさっさとナレーションだけで死なせる、いわゆる「ナレ死」で盛り上がったり、
過去の大河ドラマへのオマージュもあったり、
来年の大河への応援メッセージもさりげなく入っていたり。
小粋なセリフもたくさんありました。
「だまれ、こわっぱ」は陰の流行語大賞だと言われましたね。
これだけ1年間「楽しませてくれた」と思える大河ドラマは珍しいです。
三谷幸喜、恐るべし。
楽しかった1年間の「真田丸」の旅が終わり、
もしかしたら、私は「三谷幸喜ロス」なのかもしれません…。
来年の「おんな城主 直虎」は、ここ浜松が舞台。
「真田丸」の1年間とはまた違って、
地元として盛り上げたいですね。
さあ、今日は「再丸」見る人、いるのかな?