大事な授業

今日は、入校期オリエンテーションを行っている中学1年生以外は、授業開始日でした。しかし、昨日、4月11日からの休校が決まったため、今日の午前4時間の授業が、4月唯一の教科授業ということになってしまいました。先生方からは、春休み課題テストが返却されたり、休校中の課題について詳しい説明が施されたりしました。

4日の始業式で、「今年はいつ休校になるか分からない。だから、一時間一時間の授業を真剣に受け、自分の力で勉強できるようにしてください」と生徒に呼びかけましたが、こんなに早くそれが現実になってしまうとは本当に悔しいです。生徒たちは、こうした状態を前向きにとらえてくれているだろうか?とふと思います。今年の高校入学式や始業式のキーワードは「ポジティブな考え方」でした。そのキーワードが今こそ生きる時です。

各学年、課題の一覧が配布されますが、本来一日6時間または7時間の授業を受けることを考えれば、机に向かう時間が毎日1,2時間では少なすぎますよね。休校中の平日の勉強時間に見合う課題が出ているはずです。生徒の皆さん、真剣勝負でまいりましょう。

今日は、本来なら中学1年生全員で行くはずだった創立者の墓参の日です。放課後、中1の代表者と公立中学からの高校入学者が教員と共に代表で墓参に行き、入学報告をしてまいりました。お寺にある幼稚園の藤が見事に藤色の花を咲かせていました。昨日の入学式の桜と言い、今日の藤と言い、ドンピシャ!でした。

本館南のハナミズキも、休校になる前に急いで咲いてくれました。やっぱり、花も多くの人に見てもらえた方が幸せです。満開の桜に、咲き始めたハナミズキ、ツツジやコデマリも開花を始めました。花を見られる環境って、とても恵まれていると思います。明日の登校が、休校前の最後の登校になりますが、生徒の皆さんに花を見るゆとりがあると嬉しいなと思っています。

【保護者の皆様へ】本日、保護者の皆様宛に「休校」についての通知を配布致しました。よくお読みになってください。ご協力よろしくお願い申し上げます。