学園小景

今日は中学2・3年生の登校日でした。正門に立ち、登校してくる生徒たちと挨拶を交わせることが、こんなにさわやかなんですね。感慨深いものがあります。明日の全校登校日は時差通学ではありますが、なるべく正門に立ちたいと思っています。

さて、今日は「学園小景」のタイトルで、西遠の何気ない風景を切り取って写真と共にお伝えしましょう。

まずはハナミズキ! 今とてもきれいです。

教員室南には純白とピンクのハナミズキが交互に植えられていて、今が一番の見頃です。

青空に映えるハナミズキ。明日の登校時に、生徒のみなさんにはぜひ立ち止まって見てもらいたいハナミズキの花たちです。ちなみに、ハナミズキは、正門わきにも2本(白)、愛の灯像の奥にも1本(ピンク)咲いていますから、ぜひ見上げてみてください。来週の登校日にはもう花は終わってしまうと思いますので…。

泡風呂に入る動物たち! 溺れてるわけではありません。

カウンセリングルームの箱庭の主役たちが、泡風呂に入って身体を癒しておりました。ゾウやクマ、キリンやシマウマに混じって、なんでも、タランチュラは一番の人気者らしいです。

ローズガーデン、「アンネのバラ」が開花。

体育館北のローズガーデンにバラたちの蕾がたくさんついています。その中で、「アンネ・フランクのバラ」が今年も咲きました。凛とした咲き方が、アンネの生涯にも通じますね。ちなみにアンネ・フランクが書いた「アンネの日記」は中学3年生の必読図書です。ユダヤ人の迫害・悲劇、戦争の愚かさ、命の尊さを同世代のアンネのみずみずしい文章で味わってほしいという願いが込められています。

池が大好きなカラスくん

今日も一羽のカラスが、池に行水に来ました。彼は、水浴びしたり、池のへりをちょんちょんとお散歩したり、この池の周りがお気に入りの場所のようです。 (実は今日最初の写真にも、カラスくん映り込んでいます。探してみてください。) カラスは頭のいい鳥なので、むやみに追い立てたりしない方がいいですよ。時々、私は「こんにちはー!」と声をかけてますが、気づいてくれているかどうかはわかりません。友好的な関係になれるといいなあ。

ヒメリンゴの花が咲きました。希望の灯像の脇にこの木があります。

ヒメリンゴは、平成19年度の卒業記念樹です。昨日、その学年の卒業生から、ステキなお手紙が届きました。静岡を離れ、医療に携わるその卒業生、今、新型コロナとの戦いで疲れ切った日々を過ごしていたそうですが、そんな彼女に、西遠時代のお友だちがメールをくれたり、ハンドソープを送ってくれたりと、応援してくれて、本当に嬉しかったと書かれていました。西遠の絆が、今日も誰かを励まし、元気にさせてくれるのですね。元気のバトンは、次の人の元気へとつながります。力強い絆です。ヒメリンゴを見ながら、この学年の卒業生たちの笑顔をしばし想いました。

医療関係者の皆様、社会を支える様々なご職業の皆様、本当にありがとうございます。すべての皆様の幸せをお祈りします。

ネモフィラの花言葉は「success everywhere(どこでも成功)」

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※本日の「たっぷり静岡」(NHK) 18:10からぜひご覧くださいね。