セミのお話、ハトのお話

今朝もセミが賑やかな西遠です。

これは桜の木で見つけたセミ。

西遠には、実は「セミの木」があります。 このブログの検索機能を使って「セミ」「セミの木」で検索していただくとお分かりかと思いますが、その木には不思議とセミがウジャウジャいるのです。

この中央の木が「セミの木」。オオバが勝手に名付けました!遠目で見ても4匹見えますね。

生活会館と本館駐車場の間に生えているこの木には、セミが鈴なり状態です。但し、雨の日にはあまりいません。晴れた日に見に行くと、休憩場所か宿舎か、集会場か、はたまた水分補給の蝉カフェか、といった密集状態です。

昨日、入試説明会の始まる前に見に行った時には、軽く10匹以上のセミが幹に張り付いていて、まるで「セミ」の実がなったような状態でした…。一部興味ある小学生とそのご家族にご紹介しましたが、びっくりされていました。あまり太くないその木の幹に、セミが何羽いるか数え、目が慣れてきて、あ、ここにもいた!これもそうだ!あそこにも!・・・と実態がわかると、ちょっと鳥肌モノですよね。

蝉の命の長さを考えると、こうやって木に張り付いている一瞬一瞬も貴重なのだと思います。真夏のシャワーのように降り注ぐセミの声を聴きながら、「頑張れー」と思ってしまうオオバです。但し、生徒たちにセミ好きは少ないようで、「あーうるさい!」と耳をふさいだり、突然飛び立ったセミに驚愕の叫びをあげたりする乙女が多いことは、ちょっと残念。虫全般ダメ、なんて言わずに、セミを少しの間観察することも、確実に世界を広げると思いますよ。

虫がそれでもダメな人には、鳥のニュース。

現在、南グラウンドのイチョウの木で、ハトが巣をつくっていますので、そうっと探してみてください。先週初め、ひどい雨の中をせっせと木の枝を運んでくるハトのつがいがいて、朝正門に立ちながらちょっと気にしていたのですが、そのうちにハトの動きがなくなり、気づいたら巣が出来上がっていました。

現在、一羽のハトが神妙に卵をあたためている様子を毎日覗きに行っております。見るたび、体の向きが違うので、なかなかお顔を撮れませんが、昨日はお顔の撮影成功しました。

生徒の皆さんも、南グラウンドのその木の脇を通る時には、驚かさないようにそうっと通ってあげてくださいね。