オンライン学園祭への道 その11

10月3・4日に開催された「西遠オンライン学園祭2020」。現在も「第2章」として公開を続けていますが、 今日から、「第1章」である開催当日までの道のりをいくつかの角度から振り返りましょう。 今日は、「HR展の準備から当日まで」を振り返ってみます。

HR展、準備から本番まで

今回、HR展をオンライン上で展開するにあたり、HR展責任者たちは、夏休み明けにコンピュータ教室に集まり、ワードプレスの使い方の講習を受けました。

責任者には、この講習の内容を、今度はクラスメイトに伝授していくという大きな役目がありました。土曜日の「総合」の時間はもちろん、放課後や休日も、責任者からクラスメイトへ、またその友人へと、「伝授」講習は続きました。気づけば、生徒たちはどんどんワードプレスを使いこなせるようになっていき、仕事の分担もスムーズにこなせるようになっていきました。

責任者には、仕事内容を計画的にこなす力も要求されます。編集内容の確認も、締め切りまでの時間との戦いも、責任者は俯瞰的な視点で判断し、指示を出していきます。

手書きのメモにも何やら進捗状況を書き込んでいるようです。そして、画面には、かわいいワンちゃん。 この編集作業が、開会式では…

クラスのHR展テーマに沿った1分動画として上映されました。

各クラスの1分動画は、短い時間で何を伝えるかかなり苦心して作られていました。 どんなコンセプトで 自分たちのテーマへの興味をくすぐるか…みんなで悩んだ日々もあったことでしょう。1分動画は学園祭HP上で今も公開されていますので、1分作品の出来上がるまでを想像しながら、ぜひ動画をご覧ください。

開会式当日には、7分間プレゼンもあり、さらに自由閲覧時間にも更なるプレゼンやトークが行われました。責任者が壇上で取材の裏話を披露しています。それを動画撮影するクラス担任も、生徒たちとそろいのクラスTシャツ!

HR展の完成までの日々は、担任にとっても生徒たちを一番近くで見守り、叱咤激励する、ドキドキハラハラの日々です。実は誰よりクラスのテーマを調べ、生徒たちの相談にも乗り、時には突き放して、生徒のやる気を喚起…。学園祭は、担任と生徒の双方を成長させる行事でもあるのです。

おまけ(ちょっと嬉しいラジオ番組)

10月1日から始まったFM Haro! の新番組「Life with・・・」(月~金15:00から19:00)、本日10月8日のテーマは「オンライン〇〇」でした。西遠卒業生でこの番組パーソナリティの小川綾乃さんが、なんと西遠のオンライン学園祭のことを紹介してくださいました。卒業生審査員としても参加・協力してくださった小川さん、ご体験に基づくご紹介どうもありがとうございました!