バスツアーに感謝

私は、高校時代、放送委員会と視聴覚クラブに所属していました。
川合良治先生や太田臣哉先生のご指導のもと、日々の放送室勤務、アナウンスや朗読、そして番組制作にあたっていました。
休日返上の活動もしました。合宿もしました。コンテストにも出場しました。
同じ釜の飯で結ばれ、共通の思い出を持つ仲間。
彼女たちとは50代の今もずっと交流を続けています。
そんなメンバーが中心になって実施する年に一度のバスツアー、
その名も「放送乙女の会」と申します。
(「乙女???」の突っ込みは不要!心は常に乙女です。おかめじゃないです。笑)
最初は、友人の結婚を祝う会から始まった乙女の会の交流。
一番初めに結婚をお祝いしたKさんは昨年突然亡くなり、今日が命日です。
Kさんが私たちに快適なお天気をプレゼントしてくれたのでしょう、
参加人数35名という、近年まれに見る多人数でのバスツアーが始まりました。
友達の友達は友達!
放送委員会と視聴覚クラブの同期だけでなく、先輩や友人、そのご家族やご親戚などの参加も大歓迎して、
今日は、滋賀県の彦根城と長浜を訪ねてきました。

彦根城天守閣を目指して、坂も石段もなんのその、おばさんだろうがハイヒールだろうが、とにかく行くんだー!と歩みを進めましたが、休日の彦根城天守閣は大変な混雑で、私を含め断念組続出。
しかし、天守閣以外も見所は満載。
井伊つながりで大河ドラマの特集展示もあって、大河ファンのオオバには最高の見学地でありました。
彦根城近くのホテルでのランチにも、井伊の絆が。
ウナギに近江豚、浜松と彦根を結んだメニューに盛り上がりました。
ホテルの前で記念撮影。

親子参加も数組あって、今年の参加者の年齢差は……(以下略、笑)。
彦根城下で、買い物タイムも存分に楽しんだ一行は、彦根をあとに、次の見学地である長浜へ。
長浜もまた楽しい街です。
「黒壁スクエア」は3連休の大混雑。
しかし、友人とおしゃべりを楽しみながらの散策は、暑さなどどこかに忘れるほどでした。
エネルギー充電!といった感じです。
長浜では、バスの正面に伊吹山がくっきりと現れ、壮観でした。

ガイドさんによると、なかなかこの時期こんなにくっきり見えることはないとのこと、得した気分でした!
百人一首から伊吹山の歌「かくとだにえやは伊吹のさしも草 さしもしらじな 燃ゆる思ひを」をガイドさんが紹介してくれました。
復路、雨の地域もあったようですが、降られることもなく、虹までみられて…

(よーく見ると、虹、写っているんですよ。)
お天気も伊吹山も虹も、そして今日の様々な出会いも、
天国のKさんが見守ってくれたのかな…。
そんなことを考えながら、みんなで集える幸せをかみしめました。
ツアー参加の皆様から、西遠への熱いエールもいただき、心から感謝です。
心もお腹もいっぱいになった、素敵な一日でした!