高3生の茶道・華道体験

先週の土曜、高校3年生が華道や茶道に親しむ時間が持たれました。和の文化を知るプログラムとして、もう20年ほど行われている土曜の名物授業です。

その1 華道体験

理科実験室を使って、お花を生ける体験を行います。まず、お花の名前を教わり、基本に忠実に生けます。長さや角度、同じ花材を使っても、人それぞれの作品に仕上がります。やっぱり個性は出るものですね。私が訪ねた時には大方出来上がった作品を、先生に直していただいたり、記念撮影に興じていたり、お花の世界に一歩足を踏み入れた生徒たちは、ちょっと大人のレディになったように見えました!

そういえば、今、遠鉄百貨店で「中日いけばな芸術展」が開催されていますね。卒業生も複数出品していらっしゃり、学園にも招待券をご送付いただきました。ありがとうございます。

華道の世界に目覚めた生徒たちも、この週末に「いけばな」の世界の奥深さ・花や木の美しき世界に触れてみてはいかがでしょうか?中日いけばな芸術展、高校生以下は入場無料とのことです。

その2 茶道体験

茶道体験の会場は、生活会館の和室です。生徒たちは、しびれとも戦いながら、お茶の世界に「入門」です。

感染防止のため、今回は、自分で点てたお茶を自身でいただくという形で行われました。

和室での緊張感はありましたが、芸術的なお茶菓子と、ほろ苦いお抹茶の味わい。茶筅を使ってこわごわお茶を点てるという体験は、きっと参加した生徒の心の中に残るのではないかと思います。 将来きっと役立つのではないでしょうか。 世界にも抹茶文化が広がっています。この日をきっかけに生徒たちが茶道に興味を持ってくれたら嬉しいです。