春を待つ

今週の学園は、雨のスタートとなりました。
8時過ぎに降り出した雨、
雨音と共に、校長室に聞こえてきたのはシジュウカラのさえずりでした。
カーテンを開けて、声の主を探すと、
枝垂れ桜のてっぺんに一羽の鳥が。
ガラス越しに、そうっとカメラを向けました。

雨の中、ちょっと水墨画のような写真になりました。
しかし、さえずる声は、高らかです。
年が明け、メジロやシジュウカラ、カワラヒワの声が朝から聞かれるようになりました。
鳥たちも、春の到来を待っているのでしょうか。
本館と講堂の間の庭に咲くロウバイも、春の香りを漂わせています。
横を通る時、その香りに気づくと、ちょっと贅沢な気持ちになります。

さてさて、新春の校長室には、
白柳先生からいただいた「ソープフラワー」が。

本物のバラを箱に詰めたかのような美しさに、
日々見とれて幸せを感じております。
今週末には、センター試験、本校の中学入試も行われます。
受験生の皆さんの「春」を応援しています。