卒業間近

卒業間近の高校3年生は、本日、卒業式の練習の後、中講堂にて理事長先生の講話を聴きました。
理事長先生は、「追求を続ける」「点と点を線でつなぐ」「時間を意識する」をキーワードに、卒業生にエールをおくりました。

先生の研究のお話を、生徒たちは真剣に聞いていました。
きっと心に深く残るお話だったことでしょう。
24歳になった時、30歳になった時、36歳になった時・・・どんな人生を送っているのか、未来に思いをはせた人も多かったことと思います。
午後は、高校生徒会が主催する「6年生を送る会」です。
全校生徒が講堂に集い、拍手で高校3年生を迎えました。
第1部では、中学1年生の代表から、卒業生への感謝の言葉が述べられ、卒業生代表によるお礼の言葉では、後輩たちに温かいメッセージが送られました。
そして、卒業生代表による記念品の目録をいただきました。
普通教室へのICT機器を、第71回卒業生が残してくれます。
卒業を前にして、「小さな親切」善行賞の表彰も行いました。
(すみません、自分が舞台にいましたので、写真がありません…。どなたか撮ってくれたかな?)
第2部は、部活動の皆さんの舞台。
ギターマンドリン部、バトン部、ダンス部の3つの部活の皆さんが舞台から、卒業生に届けとばかり練習成果を発表しました。
ギター・マンドリン部


バトン部


ダンス部


幕間には、生徒会執行部による卒業生クイズ。
学年に関係した先生方に「第71回卒業生を感じ一字で表すと?」を聞き、4択の問題にしました。

答えだと思うものに大きな拍手をします。

先生方の答えを総合すると、柔らかくて優しくて波に乗ってる、楽しくて和やかな学年、ってことでしょうか?笑
うん、いい学年だ!
第3部は先生方も登場するステージです。
司会はこの二人。

講堂は紅白歌合戦の会場に早変わりです。
先生方の熱演に高校3年生は拍手喝采でした。


最後に登場したのは、高校3年生の学年の先生方です。お一人お一人心のこもる温かいメッセージに、会場はシーンとなりました。
きっと、卒業生はそれぞれに先生の一言一句を大切に心に刻みつけていたんでしょうね。

6年間学年主任を務めた早織先生からは、日々続けてきたことと、新たにチャレンジしたことの報告がありました。
先生らしいなあ、と2階から見ていてジーンとしました。
先生が密かにチャレンジしていたエレクトーンの演奏が流れ、全員での合唱となりました。

卒業間近の高校3年生は、こうして、全校の生徒や先生方から心を込めた送別会で門出をお祝いされました。
楽しく、心に残る会にしようと、たくさんの生徒が頑張りました。
巣立ちゆく皆さんにも一抹の寂しさがあると思いますが、見送る方は、もっともっと寂しいものです。
私自身も、中学1年生の頃の彼女たちを思い出すと、何だか胸がきゅんとします。
第1部で「母校は、母なる学校でもあり、母港でもあります。帰ってこられる場所があることを心に刻んで…」と言いながら、急に泣きそうになり、内心慌てました。
毎年、卒業式が終わると、心に穴が開いたようになってしまいますが、
まずは3月5日の卒業式まで、一日一日を愛おしく過ごしていきましょう。