「保健体育科」私学新任者研修を実施

本日、西遠では、静岡県私学協会の専門部会の一つである「保健体育部会」が主催する「私学新任者研修会」が行われました。会場校となった本校では、新井先生が保健の授業を、まどか先生がダンスの授業をそれぞれ公開し、県内各私学からお集まりいただいた新任の先生方に授業を見学し研修していただきました。

保健の授業は、高校1年星組で行われました。ジグソー法を用いて、様々な事故や災害の現状と発生要因、そしてその対策について考える内容です。

グループに分かれて資料を読み解く場面では、たくさんの先生方が見学している中で、生徒たちは自分たちの話し合いを和やかに進めていました。

いつもの協同学習で、生徒たちは話すことに慣れているようです。先生方から「グループでさっと話し合いができるってすごいですね」とのご感想をいただきました。

次はダンスの授業。西遠では中1から高3まで、6年間どの学年にも週1回のダンスの授業があります。その集大成ともいえる高校3年の最後の教材「身体育成法を自分たちで作品として仕上げる」様子をご見学いただきました。クラスは月組です。

ホール棟2階の体育室での授業では、前半はグループの作品練習が行われ、それぞれグループで踊る生徒たち、なかなかの運動量でした。
後半は、グループ発表です。4つの観点をルーブリックにまとめてあり、生徒たちはルーブリックを使って、他グループの作品を1~5点で採点しながら見学しました。

研究授業2つを終えて、意見交換会がもたれ、参加した先生方から感想や質問をたくさんいただきました。

浜松日体高校の杉本校長先生より、2つの授業へのご講評や、「評価規準」に関する考え方など詳しいご指導をいただき、新人の皆さんはもちろん、我々西遠の教員にとっても大変勉強になる有意義な研修会となりました。

杉本先生、お集まりの先生方、ありがとうございました。こうした機会をいただき、大変光栄でした。今後も研修を積んで、西遠ならではの授業や指導をより高めていきたいと思います。