5月2日、今年も「葵の会・遠州」の皆様にお越しいただき、中高生徒会と自然科学部が集合して、フタバアオイの株分け式と贈呈式が行われました。雨のため、屋外での式ができませんでしたので、株分け式と贈呈式を講堂ロビーにて開催しました。
最初に、西遠で一年間育てたフタバアオイの株を、「葵の会・遠州」の眞木様、この会のアンバサダーに就任された元タカラジェンヌの天玲美音さんにお渡ししました。

新聞社さんや先生方による撮影!

ここでこの一年を振り返ります。
昨年4月にいただいたフタバアオイは、南館前のモミジの大木の下に新たな花壇を作って植えられました。秋、モミジが色づくころには、花壇の表面はひっそり静まり返っていましたが、地下では新たな息吹が始まっていました。3月終わりに小さな小さな葉が出ているのを確認! 4月初めには、たくさんのフタバアオイが育っていました。こうして、新たな苗を、葵の会の皆様にお預けすることができたわけです。この苗は、京都でもう一年間育てられ、葵祭に使用されます。
昨年4月の植栽の様子 モミジの下にフタバアオイの花壇を作りました
このモミジの下でフタバアオイは冬を越しました 今年4月2日撮影。葉が顔を出しました!
そして、フタバアオイの苗を今年もいただきました。育てるのは、今年で4年目です。この日はあいにくの天候だったため、その場で実際の植栽はできませんでしたが、お預かりした新たな苗をこれから1年かけて育てていきます。

「葵の会・遠州」の坂口様からは、フタバアオイと葵祭についてのお話もいただきました。
京都の伝統あるお祭りを、こうして支えることができる喜びを胸に、今年も大事にフタバアオイを育てていきたいと思います。
アンバサダーの天玲さんはじめ「葵の会・遠州」の皆様、雨の中、どうもありがとうございました。