高校講堂朝会「未来のそばに、西遠がある」
今日の1時間目は、高校講堂朝会でした。「未来のそばに、西遠がある」と題して、高校生に5月に発行したコンセプトブックを配り、感想を述べてもらうところからスタートしました。

毎年更新している「学園案内」に加えて、今年はもう一つの冊子「コンセプトブック」を作りました。
「学園案内」は骨太の、いわば西遠取扱説明書のような存在。読んでいただけば西遠の教育の意図や内容を詳しく知ることのできる冊子です。毎年、この「学園案内」を更新しながら、西遠の教育を文章化し、視覚化してきました。
これに対して、今回初めて発行した「コンセプトブック」は、西遠を客観的に見て作ってもらった新しい冊子です。今日は、このコンセプトブックを高校生に配り、西遠を客観的に見てもらったのでした。(中学生の皆さんには来週配りますね!)
マイクが渡された生徒の皆さんの感想
◎女子しかいない環境でリーダーシップが取れたり意見を素直に言い合えるところが、この冊子からわかると思う。
◎写真が多く、見やすかった。
◎デザイン性が高くてとっつきやすい。
◎「おいしさは、モチベーション」という部分がいい!自分自身が購買にあこがれて入学した。購買の良さが伝わると思う。
◎国際交流など、生徒が主体的なところが伝わる。
◎部活が多くて魅力的だと思う。
◎楽しさが詰まっているのが伝わる。
西遠という学校はどんな学校なのか、冊子をめくりながら考えてくれた生徒たちでした。
私自身は「「未来のそばに、西遠がある」というキャッチコピーがいいなあと思いました。みんなが切り拓いていく未来。その未来を拓く環境が西遠にはあるんだよという感じが伝わる、素敵な言葉です。
さて、そんな西遠に通いながら、高校生の皆さんは「未来」を拓いているはず。ここからは、その現状と課題を考えました。中学生が高校生をどう見ているのか、集会記録を紹介しました。「学習」面で、高校生にあこがれている中学生がいること、慰霊式を通じ「平和」という点で何をしていくべきか考えた中学生の言葉…。西遠が、「平和」を大事にしていること、「気づき」を大事にしていることが、今日の集会記録や私の話から分かってもらえたでしょうか。最後に紹介した中学1年生の感想を再掲しますね。
母はよく「西遠は自分次第でどれだけ力がつくかは変わる」と言っています。私は、今までそれは宿題をしっかりやるかどうかという意味だと思っていました。西遠の環境から学べることがあると気づいていなかったのです。母が言っていた「西遠は自分次第で変わる」というのは宿題のことだけではないです。日々の学園生活の中にも学ぶ機会はかくれています。例えば、植物、静思堂や戦争の歴史、他にも私が気づいていないだけで、たくさんあると思います。そういった、実はかくれている学びに気づける人になりたいです。そういった事一つ一つを大切に自分で考えて行動したいです。(中学1年)
高校生には、ぜひ、中学生のあこがれの存在として、「隠れている学び」に一つでも多く気づき、活動の意義を知り、そこからの学びを獲得して、大きく立派に成長してほしいと思います。未来は西遠のすぐそばにあるのです。

パフォーマンス大会の練習
2時間目からは、学園各所で「姉妹パフォーマンス」「クラスパフォーマンス」の練習が行われました。練習場所が25分ずつ割り振られているので、移動の多い生徒たちです。移動の途中、カメラを向けると…、走る!集まる!ピースする!
そして、学園各所での練習をのぞいてみました。「身体的創造性」を発揮する行事として進化し続けている「パフォーマンス大会」。今年はどんな進化が見られるでしょうか。

中学生は縦割りの3つのグループで優勝を競います。それぞれ小道具を手に(背に?)踊っていました。



高校生は、クラスの団結力を生かし、リーダーの声にメンバーがキビキビと動いています。






衣装や小道具を作るメンバーも頑張っています。限られた予算内でできる工夫、踊りやテーマを効果的に見せる工夫、…考えること、行動することがたくさんあります。
パフォーマンス大会は。6月4日。まだまだ道半ばの生徒たちですが、ここから全速力で頑張ることでしょう。頑張れ乙女たち!
そんな学園の今日
ジャカランダが遂に咲きました!私は今日気づいたのですが、吉子先生は昨日開花に気づいたそうです。今年は花芽が多いので、藤色の花がたくさん咲くのがとっても楽しみです。

シジュウカラが来ました。電線の上で、よく通る良い声で鳴いてました。
明日は合同フェア!
明日、えんてつホールにて「私立中高一貫校合同フェア」が行われます。

西遠ブースにぜひお立ち寄りください。本日発行されたほやほやの「学園案内」をお渡ししながら、西遠の教育についてご説明いたします。
