5月17日の中学講堂朝会では、「感じる、考える、行動する」をテーマにお話しました。その中で、学園の花や鳥にも触れたので、今日はそれへの生徒の感想をご紹介します。

鳥や花や木の写真を見て、家の近くで鳴いている鳥の声が教室の窓際で聞こえても、「聞いたことのある鳴き声だな」と思っただけだったけれど、その鳥の名前を調べて写真も見て、今度見かけたり声が聞こえたりしたら名前を言えるようになりたいなと思いました。卒業までに、西遠の中にある動植物の名前をすぐに答えられるようになれるかのチャレンジをしてみたいです。(1年)
鳥もたくさん学校に来ていることを知りました。1年生のときに、シジュウカラについて国語の授業でやりました。今日の講堂朝会でシジュウカラの写真が出たとき、知っている鳥がいたので嬉しかったです。ですが、知っている鳥よりも知らなかった鳥のほうが多かったので、お花と同じように、調べてみたいです。(2年)
今回の講堂朝会のはじめに、10枚の写真を見ました。花や鳥、校舎、たくさんの写真があり、その中のどの写真も美しいと感じました。たくさん出てきた鳥の写真は、私がいまつばめのペンケースを使っているからつばめだけは、わかりました!!だけど、それ以外は全くわからなかったです。シジュウカラは授業でやったはずなのに、、、、。(3年)
講堂朝会のスライドで示した鳥の写真は、6種類。シジュウカラやツバメは何とかわかる人が多かったですね。さて、今日、撮影した鳥は何かわかりますか?そろそろ覚えてくれたかな…。
次のお花について。

知りたいとおもったことは、アンネのバラです。調べるとアンネのバラは、『アンネの日記』で知られるアンネ・フランクを偲んで、ベルギーの園芸家がつくった新種のバラだということです。 日本には、昭和47年にアンネの父オットーさんから贈られたのが最初のようでした。もっとこの花について知りたいと感じました。(2年)
最後に2枚の写真を見せてもらいました。それは、西遠にある花や樹木の写真でした。その中の花の名前は、「アンネのバラ」でした。わたしはバラが大好きで、いろいろなバラをみてきました。その中でもわたしが美しいと感じたバラがこれでした。15歳わたしと同じ歳で殺されたアンネの形見として作られた品種、つぼみしてから開花し、成長するにつれ色が変わっていくこの花には、「人はだれでも変わる事ができる」というメッセージが込められているとも言われているそうです。(3年)
アンネのバラについて調べてくれた人がたくさんいました。嬉しいことです。知ろうとする気持ち、大事にしてください。
鳥や花の名前を知ること、その名前の由来や歴史を知ること、…調べると本当に世界が広がっていきます。西遠という環境で、花や鳥、自然についての理解を深め、知識を増やしていってほしいと思います。
今夜は、22時からNHK「映像の世紀 バタフライエフェクト」で、原爆の問題が取り上げられます。「シリーズ 核の80年(2) ヒロシマ 世界を動かした2人の少女」です。ぜひ見てほしい番組です。