小さな白板2026 第7週

図書館入り口に掲げている「小さな白板(ホワイトボード)」、第7週は、「木下龍也図書」の歌集がいくつか登場。5年菫組の文学国語の授業の中で、生徒たちが出会った短歌も一部紹介しました。

万智さん、砂糖に嫉妬、ですか?? 好きな人の何気ない言葉に対して、「ちょっと待って」と言いたくなるシーン、日常生活にあふれているかもしれないですね。

この短歌は、鈴木晴香「心がめあて」から。昨年冬に当選した「木下龍也図書」の中の一冊の歌集「心がめあて」にこの短歌はありました。鈴木晴香さんの短歌には、日常の何気ないシーンから、パリの風景まで様々なシーンが登場します。
この短歌では、「それは涙だ」の堂々としたラストに、心をつかまれました。白ければ雪で、透明なら雨、そして自分がどっちか分からないと思うとき、それは「涙」なんだ、と。悩んでいる時、落ち込んでいる時、ぼんやりとしてしまった時、実は空が(本当はあなたの心が)泣いているのかもしれません。

こちらも「木下龍也図書」の中の一冊です。五島諭「緑の祠」より一首紹介しました。教養を身につけるには何年ぐらいかかるのでしょうか。ちょうどいい塩梅(あんばい)で教養が身についた、なんてことあるのかなあ、と考えさせられました。基本的には、死ぬまで修行だとは思います…。

この短歌は、5年菫組の「文学国語」の時間に木下龍也図書の中から「あなたのための短歌集」(木下龍也)を担当した生徒が「気になった一首」としてクラスで紹介したものです。
自分はこのままでいいんだ、と思わせてくれるような短歌です。木下さんの短歌はいつも優しさに満ちていますね。

この短歌は、島楓果さんの歌集「すべてのものはやさしさを持つ」より。この本もまた、木下龍也図書としてお送りくださった中の一冊です。これもまた、5年菫組の生徒の選んだ一首。島さんの短歌は親しみやすい日常を切り取ったものが多くて、私も様々な短歌に共感し、書き留めました。わが家への愛着は、家を出る前から、なのですね。

「文学国語」の授業で「木下龍也図書」を読んだ5年菫組の皆さん!

この言葉に出会った時、アッと驚かされ、そののち、これらの言葉に濁点つけたらいかんな、と思いました。濁れば、とは「濁点を打てば、」の意味。皆さんは、意志、口、徳について、意地、愚痴、毒に変化させていませんか?