春休みから新年度スタートまで、2週間の白板を紹介します。12週はスプリングフェスの日に図書館を訪れる皆さんをお迎えしようと白板を掲げました。13週は、30・31日の新入生オリエンテーション、3日の高校入学式、そして4日の始業式のラインナップです。
3月28日(土)
駐車場に咲き初めにけり春空を留める画鋲としてさくらばな
屋良健一郎

第3回となった西遠スプリングフェス。この日、学園には、同窓生や小中学生、そしてご近所の方まで、たくさんの方がいらっしゃいました。桜はまだこれからという日でしたが、やはり白板に桜の短歌は欠かせませんよね。美しい春空の日でした。
3月30日(月)
晴れやかな気持ちできたての友達と桜の下で交わすおはよう
松田梨子

オリエンテーション1日目。まさに「できたての友達」との日々が始まります。桜に見守られながら、西遠の日々がスタートします。
この短歌は、2015年5月12日に朝日歌壇に掲載された松田梨子さんの作品。当時は妹のわこさんとともに、学校生活の歌が多く新聞に載っていました。朝日歌壇常連の松田さん一家、その後、大学生になり、社会人になって、最近は梨子さんのお慶びの短歌も掲載され、時の流れを感じています。
3月31日(火)
ご褒美のように公園現れるありがとう春を教えてくれて
岡本真帆

桜という言葉はないものの、公演の桜が歌われているんだろうなあと想像させてくれる短歌です。
今の季節、視線の先に薄桃色を見つけ、そこに桜の木が確認できると、「ああ、咲いてる!」と喜びや幸せを感じますよね。
桜が公園のある場所を教えてくれる季節です。ドライブして桜を探し、いつもと違う道を通りたくなる季節でもあります。
4月3日(金)
天空をながるるさくら春十五夜世界はいまなんと大きな時計
永井陽子

4月3日高校入学式。桜満開の素晴らしい一日でした。前夜は満月。4月の満月はピンクムーンというそうです。十五夜と桜、素晴らしい春の夜を「世界はいまなんと大きな時計」という言葉で表現したダイナミックさ。2000年に48歳で亡くなられた歌人ですが、彼女の短歌の世界はとても魅力的です。




4月4日(土)
春眠のあかつき今日はくもりらしおだやかなればそれが一番
木村雅子

今日は午後から雨、という朝、この短歌を書きました。曇りの始業式。晴天ではなくても、穏やかならそれが一番ですよね。春の風情があふれる短歌です。
☆ ☆ ☆
4日の夕方、帰りにめくった日めくりが春の色に満ちていました。

明日から新中学1年生も私服で登校します。ハナミズキの花も迎えてくれるはずです。ツツジも咲くんじゃないかな。
空よ、晴れてくださいね!!

