小さな白板2026 第22週

台風の襲来もあり、休校で当初の予定より一日少ない白板第22週です。

6月初めの短歌は、アジサイの短歌にしました。雨のあと、風雨の影響でしょうか、地面に花を垂らしてしまったアジサイの咲き方に、「地に額づいて」と書く作者。そこに描かれた紫陽花の花に人格があるように感じるのは私だけでしょうか。

東京に行くと、よく長ーいエスカレーターがありますよね。そんなエスカレーターに乗ってどんどん下に降りていくとき、皆さんはどんな思いに駆られますか? 私はちょっと不安に感じるのですが、作者は「未来の基地に呼ばれる」ようだと歌います。作者の前向きな想像力を素敵だなあと思いました。

思わず吹き出しそうなこの短歌、具志川さんって本当に面白い短歌を作りますよね。この短歌が収められている「今日はさしみかった」という歌集は、吹き出すのを抑えながら読みました。6月には父の日もありますので、ちょっと切ないお父さんの歌を紹介してみましたが、いかがでしょう? 偶然この白板を見た男性のお客様も苦笑されていました。

パフォーマンス大会当日の短歌は、「朝日歌壇ライブラリ」から探しました。朝日歌壇2018年9月9日掲載の短歌です。
元気に踊る高校生のダンスへの情熱が伝わってくるような短歌ですね。
西遠でも、たくさんの生徒たちの熱が舞台から客席へと放たれていました。「踊る」っていいですね。