女性の生き方を考える

西遠では、「女性として、人としていかに生きるか」を6年間かけて様々な角度から学び、探究します。私自身も、生徒に多方面で活躍した先人を紹介したり、卒業生の活躍に触れてもらったり、女性の生き方に関する本や映画などを折に触れて紹介したりしています。

去年12月に「人権」をテーマに講堂朝会でお話をした時にも、何人かの女性を紹介しました。ノーベル平和賞を受賞した女性たちです。生徒はマララ・ユスフザイさんに大きな関心を寄せています。同じ10代で行動を起こし、勇気をもって主張するマララさんの姿に、生徒たちはあこがれを抱き、大いに刺激を受けています。集会記録には、こんな感想もありました。

今回の講堂朝会ではノーベル平和賞を受賞した方々の紹介をしていました。その中でも私が印象に残っている人はマララ・ユスフザイさんです。今年の女性学の作文ではクラスでもマララさんにしていた人が多く、また、私が1年生だったときの女性学の作文の発表でも当時の3年生が読んでいたことに記憶がありました。私がクラスの友人の話の中で一番印象に残っている言葉は「『たった1人の子ども、たった1人の教師、たった1冊の本、そして、たった1本のペン』が世界を変えられるのです。 」という言葉です。当時のマララさんの年齢は15歳、自分と変わらない年齢なのにこんなに教育のことについて考えていたということにとても驚きました。私はこれから、女性教育について当たり前になっているこの日本であまり考える機会がない中でしっかりと考えていきたいと思いました。(中学3年生)

今週末27日に、国際ソロプチミスト浜松様のご後援をいただき、「女性の生き方を考える弁論大会」が開催されます。この弁論大会は、中1から高2までの生徒が全員、学年テーマに基づいた作文を書き、クラス内で発表し、代表を決定していくのです。

中学1年生は、「身近な女性」を取材して、その生き方を紹介します。夏休みに取材した女性の生き方が、秋の教室で紹介されました。代表者はどんな女性の生き方を紹介し、どんな感想を述べるのでしょうか。

中学3年生は、「世界の女性たち」の中から一人を選んで本を読み、その生き方をまとめながら、自身の考えたことを弁論にします。マララさん、マザーテレサ、ナイチンゲールなどなど、様々な女性の生涯を教室で知る生徒たちです。

このように、各学年の課題にチャレンジした生徒たち。自分の探究だけでなく、級友の探究活動を知り、視野を大きく広げます。さらに、今週末の弁論大会では、学年を超えて代表生徒の弁論を聞き、考えを深めます。クラス・学年の代表が弁論という形で発表する「女性の生き方」は、発表者にも聴衆として参加する生徒にも、たくさんの発見や学びを与えてくれることでしょう。