小さな白板2026 第32,33週

夏休みも、図書館の開く日には白板を掲げています。第32週は同窓会の日に、33週は図書館3階で自習に励む高校3年生に敬意を表して。登校した皆さん、読んでくれましたか?

卒業して18年、久しぶりに母校に集う皆さんをお迎えして、この短歌を掲げました。ラピスラズリは深い青色の宝石で、和名は「瑠璃」。古代エジプト、メソポタミアの人々も好んでいました。宝石に疎いオオバですが、ラピスラズリの青には惹かれます。36歳の皆さんなら、外出時に久しぶりに自分を飾る宝石を身に着ける気持ち、わかるのではないかしら。

この日から夏期講習後半が始まりました。南館のエアコンを修理中のため、講習の空き時間、高校3年生の自習場所として図書館を急遽開放しました。
真夏が終わりかけていることを、高校3年生が一番焦って感じているんじゃないかな。でも、そういう時こそ、心にゆとりを。はい、深呼吸。ゆく夏を惜しんで、コーヒーゼリーもいいですね。

せつない短歌ですねえ。起こさなければ二人の時間は続くのに、傍らで眠っている「きみ」に「次の駅だよ」と声をかけてしまう…。
純愛、優しくて、せつないです。こういう気持ち、10代の皆さんにはぜひ大事にしてもらいたいな。

何気ない日常の中に、短歌の入り口ってあるのですね。ホースから最初に出てくる水はぬるい。それを涙の残りだと感じる感性…。
岡野大嗣さんのこの短歌が収められた「あなたに犬がそばにいた夏」は、図書館の木下龍也図書にあります。

それいけ、女の子!と背中を押してくれるような短歌ですね。「凛と行くのだ」がとてつもなくカッコいい!「よ」「わ」「ね」はそのまま「弱音」にも通じます。「弱音はないのだ」弱音なんか吐かないよ!とキリッとして宣言する女の子の姿が目に浮かびます。

スキップというと、一つ前の朝ドラ「ばけばけ」のおときちゃんのスキップを思い出します。ヘブンさんに教えてもらったのに、なかなかスキップが踏めなくて笑われながら練習し、ある日できるようになって思わず大歓声を上げるおときちゃん。あの朝ドラはじわじわと心にしみるドラマでした…。

高校3年生が模擬試験に臨む場所として、図書館3階も加わりました。土曜日に模擬試験で階段を上がる高校3年生に、この言葉を読んでもっらいたいと思い、掲げました。
ICC所長 赤根智子さんの8月21日の声明です。アメリカによる制裁にもひるまない彼女の強さ、それは、「法の支配」の終焉を阻止しなければという強い使命感からなのですね。冷静な分析力、責任感、諦めない姿勢、権力との対峙…、彼女から学ぶべきものがたくさんあると感じます。