面倒なことにこそ・・・

定期テストも終わり、日曜の模擬試験も終わって、
さあ、今日から新たな週の始まりです。
朝、正門に立っていると、南館の教室からパフォーマンスの練習の声が聞こえてきて、
「おっ、本格的に始まったな!」とわくわくしました。
さて、日曜日、ちょっとだけ見たんですが、
NHKに「サキどり!」という朝の番組がありまして、
そこで様々な企業や団体の取組を紹介しているんですが、
昨日は、職場の活性化のためにあえてアナログな面を重んじているという企業が登場していました。
社長さんが書いているのは、店長さんたちからの報告書への返事。
メールじゃなくて、ペン書きです。
「君ならできると信じている」と、熱い言葉が書かれていました。
面倒なことにこそ大事なことがあるのだ、とその社長さんがお話していました。
企業でもそうなんですから、人を育てる学校なら、もっと≪面倒なことにこそ大事なことがある≫と言えるでしょう。
西遠では、中学生が「生活ノート」「記録ノート」、高校1・2年生が「進路ノート」を書いています。
学習や集会の記録→提出→先生のコメント→返却という流れですが、
中には面倒だからと提出が滞る生徒もいます。
でも、このノートの往来は、先生と生徒の大事なコミュニケーションの一つです。
その生徒の思いや考え、悩みや発見などが、このノートには詰まっています。
ですから、先生方も時間をかけて点検し、コメントを返すのです。
この「コメントを書く」ということにも大きな意味があるんだと思います。
書くのが得意な人ばかりではありませんので、苦労している生徒も先生もいるでしょうが、
≪面倒なことにこそ大事なことがある≫と思って、
ぜひノートの往来が滞ることのないように努めてほしいと思います。
私にも、5月10日(土)に行われた中学講堂朝会の記録が届いております。
昨日までに全員にコメントを書き終わりました。
この後、この場でも何名かの感想をご紹介したいと思います。
が、今から掃除ですので、行ってまいります!
一枚、ガーデンパークのお花をどうぞ。