月を見上げて

今年の中秋の名月は、9月15日。
日に日にまあるくなっていくお月さまです。
13日8時過ぎ


先日、西遠時代の友人の訃報が届きました。
中1からずっと視聴覚クラブで一緒だったKさん。
すらっと背が高くて、チャーミングで、同期の中ではちょっぴりお姉さん的な存在でした。
高校時代は、視聴覚クラブの部長さんとして、私たちを引っ張ってくれました。
今私たちが続けているバスツアーの「乙女の会」も、
もとはといえば、Kさんが結婚すると聞いて、視聴覚クラブと放送委員会の同期が卒業以来一同に会し、お祝い会を開いた、その集まりがきっかけで生まれたのでした。
22歳の時でした。
結婚して首都圏へ行ってしまったKさんがバスツアーに参加するチャンスはなかったけれど、
東京そでし、学年同窓会などで、何度か再会を果たし、そのたびに積もる話で明るく盛り上がったものでした。
「やだー、おーばちゃんったら、もーっ!」
って、いつも笑って言ってたなあ。
校長就任の時には、電話をくれて、ほんとにほんとに心から祝ってくれました。
突然の訃報に、大きな喪失感を感じながら、
思い出すのは、笑い転げるKさんの姿、その声、細い腕、すてきな笑顔…、幸せな思い出ばかりです。
「星の王子さま」では、王子さまとのお別れの後、星空を見上げると王子さまの鈴のような笑い声が聞こえると「ぼく」は語ります。
今の私には、夜、月を見上げると、Kさんの朗らかな笑い声がきこえます。
もう会えないということはとても悲しく寂しいけれど、
空の上からKさんがずっと「おーばちゃんたら!」と笑って見守ってくれています(と、なぜだか信じられます)。
これからも夜空を見上げながら、私は彼女の声をきくことでしょう。
しばらくは、涙と一緒に・・・。
Kさん、安らかに・・・。