学ぶ生徒たち

午前中、図書館3階では、中学1年生が「英会話」の授業に臨んでいました。

少人数でのオンリーEnglishの授業は、ちょっと緊張するかな。でも、1年生みんな一生懸命聞きとっていました。毎日の積み重ねと、ちょっとした勇気が、国際人への大事な一歩になります。学ぶ姿勢はいつでも前向き、これから成長する1年生です。

図書館の2階には、こんなコーナーが設けられていました。

左の写真は、「三島由紀夫」のコーナーです。三島由紀夫の衝撃的な最期から50年。今の生徒にとって三島由紀夫ってどんな作家なんでしょう。因みに「金閣寺」は「西遠生にすすめる本」に入っています。( 私の三島入門は中学時代の「潮騒」でした。多分に山口百恵さんの映画の影響を受けております。 )

右の写真は、講堂朝会やブログで私が紹介した本を飾ってくれる嬉しい本棚です。最上段には「祖母・母・娘の時代」が、2段目には丸山真男「日本の思想」(「『である』ことと『する』こと」所収)と中満泉さんの本が並んでいます。3冊とも、11月14日の高校講堂朝会の内容をもとに紹介してもらっています。

新しく入った本の紹介コーナーには、懐かしい本がいくつかありました。 左端の「火の路」(上下)「日本婦道記」は、10月31日の中学講堂朝会で紹介した本です。買ってもらえたんだなあ、と嬉しがるオオバ。誰か読んでくれたら嬉しいです。

図書館は、すっかりクリスマス仕様。かわいいサンタさんもいました。

さて、放課後の校舎にも、学ぶ生徒がたくさんいました。

高校2年生は、今週、受験のガイダンスに臨んでいます。今日も放課後、いくつかの教室に分かれてガイダンスがありました。自分の志望する進路の受験勉強をどう進めていくべきか、西遠では必ずこの時期に各教科の先生がガイダンスをします。受験という大きな壁に学年として挑み始めるのがこの時期。こうして、高校2年生は受験生としての第一歩を踏み出します。

高校1年生は、11月を「進路を考える月間」として、様々なキャリアプログラムに臨むと共に、放課後の自主学習にも励んでいます。高校生として将来を見据えて自分から学習の態勢を整えるのが目的です。静かなフロアを歩きながら、高校1年生の真剣さを感じました。

廊下に出ると、西の窓がオレンジに染まっていました。

今日も素敵なグラデーションの空の下、浜松市街が展望できました。

放課後の図書館3階にも、自主学習に取り組む生徒たちがいます。学ぶ中身は学年や生徒それぞれですが、学ぶ姿勢の真面目さを西遠の生徒は皆で共有しています。