冬支度・春支度

西遠は今週24日(木)が、2020年の授業納めの日となっています。木曜は朝から大掃除もありますので、今週の姉妹掃除は、日頃行き渡らないところもきれいにするよう姉妹リーダーが気を配っています。教壇を動かして床を拭いたり、高校生が窓拭き上段の部にトライしたり。最終日にはワックスがけも待っています。新年を迎えるための支度として、学園美化に余念のない生徒たちです。

学園の木々もずいぶん様子が変わりました。まず、本館南の木々から。

「17歳の像」の後ろに茂っている木は蝋梅(ロウバイ)です。毎年冬休みに咲く花ですが、よく見ると蕾がいっぱいです。黄色い蕾、膨らんできました。一方、その後ろの2本の裸木。左はハナミズキ、右はつい先日まで色とりどりの木の葉を散らしていたナンキンハゼです。ナンキンハゼは枝が大きく育つので、バッサリと枝葉が落とされ、次の春の芽吹きを待つ身となりました。来春の繁茂力に注目してください。

南館の西側にそびえる3本のメタセコイヤも、紅葉の度が増しました。左が12月8日、右写真が本日のメタセコイヤです。

花の少ない季節ではありますが、冬の花、あちこちで咲いていますよ。左が木瓜(ボケ)の花、右は椿です。

モミジの赤も終わりに近づきました。ガールマグノリアの花芽は大きく膨らんでいますが、鳥に花芽をかじられないか、ここからが勝負の時です。3月、濃いピンクのマグノリアの花が無事咲くでしょうか。スズメさん、青空にりりしく背筋を伸ばして胸を張っていました。

冬の支度に春の支度、人も樹木も鳥たちも順調に進めているようです。

【追記】本日12月21日(月)、日没後に木星と土星が397年ぶりに「超大接近」 するそうです! 西の空に注目!