「和」の部活、訪問

16時過ぎ、授業を終えた生徒たちが岐路につき始めます。しかし、火曜日は、部活の活動場所へと移動していく生徒も少なくありません。

生活会館をのぞいてみると…

百人一首部の活動する3階和室では、2名の部員が最初に到着して、換気を行っていました。

また後で来るね、と言い残して、2階の和室へ移動。

琴部が、お琴を運んで練習を始めたところでした。

生徒たちは真剣に調弦をしながら、講師の長尾先生のご到着を待っていました。

お隣の茶道部は、もう活動が始まっていました。新年最初のお茶のお稽古です。講師の増田先生が、掛け軸・お花などの説明をしてくださっているところでした。

お軸には富士の山が描かれ、竹の花入れには松と梅が活けられ、床の間にはお正月らしさがいっぱいです。また、先生がご用意くださったお茶のお道具は大変貴重なもので、どれも素晴らしく、部員たちは増田先生の説明を神妙に聞いていました。こんな素晴らしい空間で新年のお茶をいただけるなんて、幸せなことです。因みに、今日のお菓子は「お汁粉」とのことでした!

生活会館を出て、西館の書道部を訪ねました。それぞれがお手本と向き合い、静かに筆を動かしていました。こうした静謐な雰囲気がいいですね。

西館を出ると、小雨のため、屋根のある場所で練習をしている部活に出会いました。テニス部陸上部の生徒たちは、雨でも体力づくりを欠かしません。

さあ、日も暮れました。

ここで、生活会館の百人一首部を再び訪問。源平の練習を見せてくれました。懐かしいなあ(元顧問のつぶやき)。

どんどん読まれる百首。スピード勝負のこの練習では、札が減ってくると、それはもう苛烈な戦いが・・・! さあ、どちらが取ったか分かりますか?

今日は「和」の部活動を紹介しました。日本文化の世界には、静けさもあれば華やかさもあり、西遠の部活はそれぞれ魅力いっぱいでした。