中1道徳「私のかあさん」

中学1年生の今回の道徳は、先週「大草原の小さな家」のテレビシリーズから、「私のかあさん」を視聴し、今日、その感想をグループで語り合う形で行いました。

「私のかあさん」は、ウォールナットグローブという町の小学校に通い始めたローラと姉のメアリー、それを見守る父さん、母さん、妹のキャリーの5人家族のお話です。母さんは、町の商店オルソン商会のオルソン夫人から、言い争うように水色のきれいな布地を買ってしまいます。一方、参観会で作文を読むことになったローラは、その悩みを母さんに相談します。そして、参観会当日…。

主人公のローラの家族「インガルス一家」と、町一番のお金持ちの「オルソン一家」を比較しながら、感想を出し合い、話し合う中で、ローラの家族が協力し合い、支え合っている、思いやりのある家族だということにたどり着きました。そこで、家族の中で自分の役割は何だろう、反抗期の中でもきちんと考えていこう、という話をしました。

家族の形は様々です。特に中学時代には、反抗心もあり、家族への不満や文句もたくさんあるでしょう。でも、自分は家族の一員としてどんな協力をしているのだろう?と考えることも、大事なことです。中学1年生は、明るく楽しく番組を視聴し、今日の道徳でいろいろ考えました。道徳の授業は、即効性があるものではなく、一つの考え方として、心の中に沈殿していくようなものだと思います。いつか何かに悩んだり、何かを判断したりするときに、フッと、ローラや父さん、母さん、ネリーやオルソン夫人のことなど思い出してくれると嬉しいです。