言葉を持つ鳥 シジュウカラ

今朝、正門に立っていると、遠くからシジュウカラの鳴き声が聞こえてきました。空を見上げても、どこにいるのか分かりません。シジュウカラは、とても響く声を持っていて、遠くからでも聞こえるのです。そのうち、声がだんだん近づいてきました。頭上の電線にとまってさえずり始めたのです。

岩崎先生に聞くと、昨日まで中学1年生が国語で「言葉を持つ鳥 シジュウカラ」を学んでいたとのこと。タイムリーな出現です!

シジュウカラが言語を持っている、文法を持っているという研究をされているのは、 鈴木俊貴先生です。現在、東京大学先端科学技術研究センター 准教授として、鳥たちの言語について研究を続けられている鈴木先生、シジュウカラの絵本も出していらっしゃいます。

今年の愛鳥週間に我が家に届いた絵本「にんじゃシジュウカラのすけ」です。シジュウカラ語を駆使して活躍する鳥忍者が主人公のこの絵本、シジュウカラの「言語」が分かりやすく描かれていて、とても親しみ深い絵本です。シジュウカラの秘密を知った中学1年生も、「わかるわかる!」と楽しく読めることでしょう。

西遠には、シジュウカラが毎日のようにやってきていますよ。当ブログにも、シジュウカラの出現率は高いです(シジュウカラで検索すると、あらら、100以上ヒットします。そんなに書いていたんだ…笑。興味ある方はこちらをどうぞ)。

教科書で知ったことを、実際の世界でしっかり観察したり確認できたりしたらいいですね。気づかなかった世界がぐんと広がります。シジュウカラに興味を持つ生徒が増えたら、それがリケジョの始まりかも!