中2道徳「家族」

先週の道徳「かみさまからのおくりもの」、そして週末の「親子で語る」を経て、中学2年生の本日の道徳は『家族』シリーズ! 今日は音楽鑑賞をしました。

今日、中学2年生が鑑賞したのは、さだまさしさんの「関白宣言」、そして「関白失脚」の2曲です。2曲を聞いて、いろいろ感想を話し合ってもらいました。令和の子どもたちですから、「関白失脚」はもちろん「関白宣言」も初めて聴いた生徒が多く、くすくす笑いながら聴いてくれました。そして、感想発表では、

  • 関白宣言は命令口調が多い
  • 関白宣言の方が好き/関白失脚の方が好き
  • 関白宣言は結婚するときの理想で、関白失脚は現実かな
  • 関白失脚は応援歌だと思った
  • 関白失脚はしみじみした

と、様々な感想が挙がりました。いろんな家族への「応援歌」として聴いてくれた生徒が多いようです。「頑張れ」のコールも耳に残っているのかもしれませんね。

家族にはさまざまな形がある。自分はどんな家族を築きたいか、それは今からいろいろな機会に考えていくべきだと思います。先週から続いた「家族」シリーズが、生徒の心に届き、そして将来を想うきっかけになればうれしいです。

さて、この「さださん道徳」(勝手に命名)は、平成の頃から何度か中2で扱った西遠オリジナルの道徳授業。 もしかしたら卒業生の中にも「ああ、やった!」と思い出してくれる人もいるのではないでしょうか。 西遠では、平成14年ごろから、先生方が道徳の研修を盛んに行い、様々なオリジナルの教材を導入して検討し、蓄積してきました。最近、道徳は「特別な教科」として教科書が配布されるようになったため、それらの教材の多くは休眠していましたが、久しぶりに復活させてみました。先週の「かみさまからのおくりもの」もそうです。

古き良きものは「西遠の心」を繋ぐものとしてしっかり継承し、新しいものも多角的に取り入れる、・・・西遠では、週1回の道徳の授業をそのように高めていきたいと願っています。