音楽の力

今日、アクトシティ浜松中ホールで、「青少年の心を育てる会・浜松」が主催する「絆コンサート」が開催されました。今年で21回となるこのコンサート、昨年に続いてN響の皆さんが子どもたちのためにすてきな音楽を聞かせてくださいました。「青少年の心を育てる会・浜松」には、私も一般会員として参加しています。今回は客席で参加しました。

子どもたちのために、ということは、小さなお子さんもたくさん。赤ちゃん連れのご家族も入場されます。「美しき青きドナウ」から始まったコンサートは、クラシックのコンサートにしては短い70分という時間ですが、これは子どもたちが飽きずに楽しめる長さです。楽器の紹介もあったり、子どもさんが舞台に上がるコーナーもあったりして、子どもたちの目が輝く瞬間がいくつもありました。赤ちゃんの泣く声も聞こえましたが、未来の「音楽を愛する人々」を育てている瞬間なのだなと思いながら、鑑賞できました。通路を挟んで私のお隣には、お父さんが抱っこした赤ちゃんがいたのですが、うっとり聴いている様子がとても微笑ましかったです。「どうする家康」も「ハッピーブギ」も演奏されて、さすがN響‼と思いましたが、一番子どもたちが喜んだのは、YOASOBIの「アイドル」でした。椅子から跳ね上がりそうな勢いでリズムをとる男の子たち、すごかったです。 音楽って素晴らしいですね。

今、「音楽が持つ力」についていろいろ考えています。27日の講堂朝会で、それに関するお話をしたいなあと思い、準備しているところです。