バレー部キャプテン、もう一つの挑戦

第55回 全日本中学校バレーボール選手権大会に出場した西遠中学バレー部は、21日、九州から帰校して、中3の引退式を行いましたが、キャプテンにはもう一つ大事な仕事がありました。それは、22日に御前崎で行われた「私の主張2025 静岡県大会」への出場です。

書類選考の結果、県大会に出場が決まったのは夏休み少し前だったでしょうか。本人も、先生方もびっくり!しかも、部活の大会で勝ち進み、全国大会への出場も決まった本人にとって、弁論の練習などほとんど時間は取れません。限られた時間で、キャプテンは一生懸命練習しました。

8月15日の講堂練習には、チームメイトやバレー部のお父さんお母さん方が駆けつけてくださり、顧問の中村先生も陣取った客席に向けて、弁論を披露し、度胸を付けました。

この「度胸試し」が功を奏したのでしょう。当日は、トップバッターとして、堂々と弁論発表ができました。15歳の自分の土台は2つあるとし、「バレー部キャプテン」としての自分と、ご両親からの教えを受けて育った自分を紹介した文章を、飾らず淡々と弁論することができた、と、引率した中村先生からの報告もありました。

弁論大会の模様は、NHKの県内ニュースでも紹介され、最初に彼女が映った時には、私も大喜びしてしまいました。

ユーチューブでも見られるようです。ぜひ大会の模様をご覧ください。

わたしの主張2025静岡県大会 in御前崎市 ~今、中学生が伝えたいこと~

結果は優良賞となりました。バレー部の県大会→東海大会→全国大会と「私の主張」県大会、分野が全く異なる2つの大会に果敢に挑んだキャプテンの素晴らしい夏でした。

山下さん、おめでとう!そして、お疲れさまでした!