小さな白板2025 第47週

2025年の「小さな白板(ホワイトボード)」もいよいよ最終周。今年もご愛顧ありがとうございました。
今年途中(7月末)から、このブログ(ワードプレス)の仕様が最新化されて、実はとっても書き込みにくくなってしまった(改行すると字が見えなくなってしまい、推敲が大変!)という愚痴をこぼしつつ、12月22日から昨日の図書館イベントの25日までを振り返ります。

大相撲で今年大活躍の安青錦(あおにしき)はウクライナ出身の力士です。11月の九州場所で初優勝を遂げ、大関に昇進した安青錦。11月29日に長崎の平和公園を訪れたそうです。故郷ウクライナはいつ終わるとも知れない戦禍の中にあります。21歳の彼の言葉を詠んだ短歌を、12月21日の朝日歌壇で見つけました。前々日の19日に白板に書いた永田和宏さんの「二年後にまだウクライナを詠へるか忘れてゐないか飽きてゐないか」に応える形で、最新のこの歌を週のはじめの白板に書きました。どうぞウクライナに、ガザに、世界中に平和が訪れますように。(見出しをウクライナの国旗の色にしてみました)

冬の夜空にお月様が出ると、何だかほっとしますね。受験の只中にある高校3年生など、頑張る生徒たちを励ましたくて、この短歌を書きました。そろそろお月さまに出会える頃です。ちょっとお天気が悪いのでお月様が隠れてしまっていますが、28日が半月(上弦の月)ですから、「口角を上げた月」の笑顔に生徒たちが励まされるように、お天気よくなってほしいです。

クリスマスイブではありましたが、授業おさめの日でしたので、大掃除の短歌を。朝の30分間の掃除ではワックスがけに取り組んだ生徒たち、午後は窓ふきでお父さんお母さん方と一緒に生徒たち(有志)が校内美化に励みました。大掃除を頑張った皆様に感謝!

図書館イベントで来校した皆さんをお迎えする短歌はこちらにしました。日常のあるあるな行動パターンも、短歌にすると、ひねりがきいていて楽しいものですね。確かに人より先に未来に行けるわけじゃないのに、なぜだか横断歩道って速足で渡り切ろうと頑張っちゃうんだなあ…。「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」という昭和の標語を思い出しちゃいました! 

24日の年末大掃除が始まるころ、シジュウカラがたくさんナンキンハゼの木に集まっていました。

来年も、いろいろな短歌、俳句、名言などをホワイトボードで皆様にお届けしようと思います。「小さな白板」を来年もどうぞよろしくお願いします。