昨日は、「ビーバームーン」と呼ばれる満月でしたが、浜松はあいにくの雨模様で、満月を拝むことができませんでした。
今日は、昨日とは対照的に良く晴れた一日でした。会議後、西の空が美しいグラデーションを見せてくれていたので、「おお!」と思って2階から撮影しました。アクトタワーとマジックアワーの空、とても素敵でした。

撮影を終えて振り返った時、東の空にでっかいお月様が昇ってくるところでした!
柿本人麻呂の「東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ」を思い出してしまいました。西に夕暮れ、東にお月様、とシチュエーションは逆ですが、西から東に振り向いたとたんに、丸いお月様が見えたのですから、その驚きと言ったら…! でも、そこからでは、写真にならない(電線だらけで)ので、今度は南館の外階段をのぼり、生活会館越しにお月様を撮りました。

十六夜のお月さまに、ズームイン!

ほぼ真ん丸ですね。きれいなお月さまです。
地上に降りると、こんな風に見えました。

満月でなくても、ストロベリームーンでなくても、美しいお月様を見られると、幸せを感じます。偶然通りかかったジーンソン先生や生徒の皆さんとも、その幸せを共有できて嬉しかったです。
おまけ。棕櫚(シュロ)の葉とお月様。

さて、それから1時間後、帰ろうとした時のことです。教職員玄関を出て、正門に向かう時、こんな光景が広がっていました。

何か、数字が見えませんか?

「5」が浮かび上がっているのです。白い部分は、老校長先生の胸像の台座です。その手前の寒椿の枝と葉が、偶然にも「5」を作ってくれています。前から、一人で帰るときに目に飛び込む「5」にハッとしていましたが、他の先生も気づいておられたようです。
夜だけそう見える、ちょっと不思議なご褒美の光景です。

