建国記念の祝日をはさんで、実力テストもあった第6週。静かに図書館にて、白板は生徒の皆さんに気づかれるのを待っておりました…。
2月9日(月)
「理想論」や「お花畑」って、何もしないで夢見てる人への揶揄みたいに使われがちだけど、本当はその逆なんですね。お花畑って、放っておいたら一瞬で荒れる。雑草を抜いて、水をやって、天候を読んで、害虫と闘う。それを毎日、黙々と続ける人がいて、はじめて花が咲く。
東ちづる

ともすれば揶揄(やゆ)される「理想論」「お花畑」は、実は努力し、苦心するからこそ存在するのだという新たな発想の言葉に出会いました。理想を追い求めて必死に努力する人でありたいです。
2月10日(火)
早春やこころざしなども芽吹き出すきっと涼しき木蔭となろう
三枝昂之

芽吹く季節、「こころざし」もこの季節に芽吹いて、やがて枝を伸ばし、木陰を作るくらいの大きな樹木になっていく…未来を想像している作者。希望にあふれた短歌です。皆さんの志も、これから大きく伸びていくのです。
2月12日(木)
あれよあれよといふまに、と言ふ 誰(たれ)もそのあれよあれよを聞きしことなし
大辻隆弘

面白い発見だなあと思いながら、この短歌を書き留めました。「あれよあれよ」ってよく言うけれども、「あれよあれよ」を見たことも聞いたことも、確かにないですよね。
2月13日(金)
辞書をひきバレンタインが破廉恥の隣にあると気づいている日
枡野浩一

ぷぷぷっ。図書館でこの笑える短歌に出会ってくれた生徒がいたら嬉しいなあ、といういたずら心で書きました。紙の辞書ならではの発見ですよね。辞書で確かめてみてくださいね。
☆ ☆ ☆
誕生日の今日、名古屋に一人出かけてきました。ゴッホ展を見るためです。久しぶりの愛知県美術館! ここで前にもゴッホを見たなあ。そして、アンドリュー・ワイエスも子供たちと見たなあ、なんて思い出しながら、エレベーターに乗りました。ゴッホの弟とその妻、息子の存在がなかったら、ゴッホという画家は世に出ていなかったのだと思うと、献身的な彼らの偉業を讃えずにはいられません。音声ガイドの松下洸平 さんと中島亜梨沙 さんに癒されて、その世界に入り込んできました。


名古屋、暖かくて良いお天気でした。


