春爛漫の4月2日に

快晴、そして強風の4月2日です。青空が広がり、桜が青空に映えますね。

今日までが高校生の春休み。中学生は明日までです。明日は高校入学式ですが、満開の桜に見守られて入学式を挙行することができそうです。明日の入学式を前に、校内を歩いてみました。

南館の南側に植えられた八重桜「永源寺」が、大きな、ふっくらとした花を咲かせていました。幸せなあたたかさを持つこの桜は、67回卒業生の記念樹です。

本館前の八重桜は、蕾の先が赤くなってきたところ・こちらは、中学入学式に合わせて開花してくれるんじゃないかな。見ると桜餅が食べたくなる花です(笑)。

そして、もうすぐ開花しそうな花がここにも。

桜がゆっくり開く間に、後発組のはずのハナミズキやツツジの開花が始まりそうで、学園はまさに百花繚乱状態です。
ローズガーデンのモッコウバラも咲き始めています。

さて、本日4月2日は何の日か知っていますか?この花と関係があります。

これは「連翹(レンギョウ)」という花。今日4月2日は、わが愛する詩人高村光太郎の命日「連翹忌」です。棺のそばに置かれた花であり、一周忌には佐藤春夫が「れんげうにかなしみのいろあらたなりきみゆきてよりひととせをへぬ」と詠んだそうです。(高村光太郎連翹忌運営委員会のblog参照)
光太郎が亡くなって今年で70年ということですが、私は「智恵子抄」にいざなわれて、光太郎の生涯と作品に興味を持ち、大学時代にはその足跡を探究しました。だから、レンギョウを見ると、そして4月2日を迎えると、光太郎のことを語りたくなります。

今、手元には2冊の古い本があります。右は小学生の私が母から譲り受けた「智恵子抄」。セロテープの補修の後も痛々しく、かなり傷みが激しいですが、私の宝物です。昭和31年の発行、翌32年第13刷の本です。定価は60円でした。
左の本は私自身が購入した本です。昭和56年、大学時代ですね。この本も、中はかなり変色しています。大学時代は、たくさんたくさん光太郎の本を買った(古本を含めて)ので、一番マイルドな一冊がこれです。これと同じ本を、初めてクラスを持った生徒たちにお別れのプレゼントとして配ったことを思い出します。彼女たちの本棚にまだあるのかしら…。

さて、もう一つ。4月2日は、国際子どもの本の日だそうです。いわさきちひひろ美術館の旧ツイッターによると、「今から60年前、世界中で子どもの本をとおしての国際理解を深めるための記念日をつくろうと、イエラ・レップマンが提案し、翌年アンデルセンの誕生日である4月2日が『国際子どもの本の日』に制定されました。」とあります。

校長室にある「子どもの本」たち。

子どもの心を育てる、本は大切なアイテムですね。4月2日は国際子どもの本の日。覚えておきたい記念日です。