【伝言板】今日、図書館で本を借りてくれた小学生のA子ちゃんへ
楽しみに本を借りてくれたA子ちゃん、図書館の靴箱に忘れ物がありました。
西遠の事務室に預けてありますから、18日以降に取りに来てくださいね。
そして、素敵な本の感想をまた聞かせてください。 大庭より

今日は、第2回全校講堂朝会でした。12歳から18歳までが一堂に会するこの朝会、なるべくスライドを使って中学入学したての生徒たちにもわかるようにと考えています。
本日のテーマは「平和を継承するために」。今週行われた生徒会主催の「殉難学徒慰霊式」を振り返りました。


まず、全校生徒で「私たちの平和宣言」を読んでみました。生徒会長が述べた平和宣言は、まさしく西遠生のこれからの姿勢です。声を出して読み上げることで、少しでも生徒の皆さんの心に染み、脳裏に刻まれることを願いました。
さらに、平和の作文3名の内容を振り返りました。また、代表として講堂で発表はできなかったものの、素晴らしい内容だった高2・3年生の作文も少し紹介させてもらいました。
私は、「平和宣言」「平和の作文」にとても勇気づけられたことをお話ししました。いずれも、しっかりと現実を見据え、まず一歩を踏み出そうとし、そしてどう生きていったらいいかを力強く述べてくれていたからです。作文では、「戦争の恐ろしさを語り継いでいく」「ナンセンスだと感じたら声をあげる」「武器という選択肢に頼らず、異文化理解と対話を貫く勇気を持つ」「隣人の痛みを想像し、平和を作り出す知恵を出し合う」「対話の連鎖へと変えていく努力を」「戦争の事実と向き合おう」「平和とは、誰もが当たり前に明日が来ると信じられること」…とても力強い決意の数々に、60代の私が励まされました。
そして、「私たちの平和宣言」です。

この4つの誓いを、私は心から応援したいと思います。
そして、「今日からできること」のひとつの例として、いくつかの本、言葉、短歌などを紹介しました。




白板を通じて伝える平和や人権、たくさんの本から学べる戦争の悲惨さや平和を構築することの苦労…。生徒の皆さんに、このうちのどれかが伝わって、実際に本を開いたり、どこかの地を訪ねたり、という行動に結びついてくれたらいいなと心から思います。
最後に問いかけたのは、
「平和を継承するために、あなたが今日からできることは何ですか?」という問いでした。

テストをはさんで提出される今日の集会記録に、その決意や実践が書かれていることを願っています。
【追記】
講堂朝会で紹介した本
- 「日本国憲法」(小学館)
「井上ひさしの『子どもにつたえる日本国憲法』」文:井上ひさし 絵:いわさきちひろ - 「檻の中のライオン」楾大樹
「100年先の憲法へ」太田啓子 - 「永遠平和のために太田啓子
- 「ほんとうのリーダーのみつけかた」梨木香歩
- 「ミライの授業」瀧本哲史
「わたしはマララ」マララ・ユスフザイ - 「戦争犯罪と闘う」赤根智子
- 「僕は、そして僕たちはどう生きるか」梨木香歩
- 「祖母・母・娘の時代」鹿野正直・堀場清子
- 「五色の虹」三浦英之
- 「18歳からの民主主義」岩波新書編集部
- 「アンネの日記」アンネ・フランク
- 「1945年のクリスマス」ベアテ・シロタ・ゴードン
- 「民主主義」文部省
- 「へいわとせんそう」谷川俊太郎
- 「戦争をやめた人たち」鈴木まもる
- 「戦争は、」ジョゼ・ジョルジェ・レトリア
- 「アンネの木」イレーヌ・コーエン=ジャンカ
- 「戦争が町にやってくる」ロマナ・ロマニーシン、アンドリー・レシヴ
- 「拝啓 愛するあなたへ」上原姉妹
- 「核兵器はなくせる」川崎哲
- 「浜松大空襲 戦争はいらない」元城校十九年会
- 「戦争に翻弄された私たちの子ども時代」西遠27年度卒業生有志
- 「浜一中51回卒業生の学徒動員」五一回


