台風7号・8号が相次いで襲来した日本列島。皆様の地域は大丈夫でしたでしょうか。
そして昨夜の山梨県を震源地とした地震。
被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
浜松では、震度2が記録されましたが、大きな被害はなかったようです(私は揺れに気づきませんでした)。しかし、テレビの緊急地震速報に驚き、地震と台風という二つの自然の力を目の当たりにして、少し怖くなってしまったオオバでした。大人の私でさえ怖さを感じたのですから、心細く思ったり不安を感じたりした人は多かったろうと思います。備えを万全にすること、皆で声を掛け合うことなど、自然災害に耐える力をつけていきたいと思いました。
西遠は本日、土曜登校の日でした。台風が2つも来るということで、午後の土曜講習や学校評価委員会を中止とさせていただき、生徒にも早い下校を促しました。幸い、豪雨に襲われることもなかったので、ほっとしています。
さて、今週の「小さな白板」のラインナップをご紹介します。今週は2026年「短歌研究」5・6月号から短歌を紹介しました。
6月23日(火)
人はみな地球に生まれ地球に消ゆ地産地消のいのち愛(かな)しも
高野公彦

沖縄慰霊の日。
今年の沖縄全戦没者追悼式では、14歳の中学生が詩「生きたいと願った証」を朗読しました。「血と涙の中を生き抜いた人たちが/命を繋いでくれたから/今の私たちがいる」という詩の全文を読み、胸を締め付けられました。→こちらから詩を読むことができます。
地球に生き、地球に消える命を持った私たちが目指すのは、決して殺し合いや争いではなく、平和や協調であるべきだと思い、慰霊の意味も込めて、この短歌を白板に書きました。
6月24日(水)
アクセルになる相槌とブレーキになる相槌を出し間違える
俵 万智

俵万智さんの短歌には、日常がさらりと読み込まれていて、はっとさせられ、共感します。きっとご高齢のお母様との会話の中で、相槌を間違えた!という瞬間を歌ったのでしょう。そうなんです、歳をとった親との会話、不用意に返事すると、思いもよらないとんでもない結果になりますので、相槌のニュアンス、どうぞ大切に…。
6月25日(木)
やさし過ぎる花と思ふも新都心の駅裏に咲く合歓のとき色
最首洋子

6月に咲く合歓(ねむ)の花。「やさし過ぎる花」という表現に頷きました。そして、とき色という表現も、あのピンク色を特別な色に昇華させていて、都心に咲いている合歓の花のはかなげな美しさを想いました。この短歌、西遠のネムノキが開花したら白板に書こう!と思っていましたが、今年、西遠のネムノキは元気がなく、まったく花を付けませんでした。昨年の花を掲載しながら、西遠のネムノキの再生を祈ります。


6月26日(金)
誠実さ/小学生のころ読んで内容をすべて忘れた伝記
笹川 諒

「伝記」を読むのが好きだった小学生時代の私。小学校の図書館の伝記はほぼ読破しました。が、時々息苦しくなるのです。それは、偉人の素晴らしさがまぶしすぎて、苦労や努力をしなくちゃいけないんだ…、心優しくなくちゃいけないんだ…というプレッシャーを感じたからだと思います。この短歌に出会い、「伝記」に感じた息苦しさを思い出しました。
6月27日(土)
他動詞と自動詞のちがい説くための例として壊す/壊れる世界
齋藤芳生

他動詞と自動詞を教えるための言葉の例として、「壊す世界」「壊れる世界」。何とインパクトのある語例でしょう。
ちょっと怖くなります。学校の授業では使えない例ですね…。
世界が壊れるのも嫌だし、世界を壊すなんてとんでもない!
世界のリーダーたちへの警鐘ともとれる他動詞・自動詞の例ですね。
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大雨の影響で地盤が緩くなっているところもあります。皆様、どうぞご安全にお過ごしください。

