パフォ直前の土曜日課

本日土曜日1時間目、高校の講堂朝会でした。
高校3学年に向けてお話をするのは、今年度初めてです。
高校生として、姉妹活動にどういう姿勢で臨んでほしいかというお話をし、
西遠には上質の感動を味わうことができる活動がたくさんあるのだから、
間近に迫ったパフォーマンス大会に向けても、
踊りは苦手だからと言って逃げたりしないで、
不器用でもいいからひたむきに取り組んでほしい、
そういう一生懸命な姿勢が、周囲の信頼につながるのだ
・・・ということをお話ししました。
後半は、2冊の本を紹介しながら、
学園祭のHR展に対する私の体験と思いを述べました。
その時紹介した本がこの二冊です。

かつて4年菫組を担任した時にHR展のテーマにした「星の王子さま」。
そして、ガラパゴスをテーマにHR展を行った3年月組の時、
ピンタ島のガラパゴスゾウガメ「ロンサム・ジョージ」の存在を知り、
のちに出版された時すぐに買い求めた「ひとりぼっちのジョージ」。
この2冊です。
私は今までに5回、学級担任としてHR展に臨みました。
その時のテーマを振り返ってみると…
1回目 4年菫組 「星の王子さま」
2回目 3年菫組「動物たちのSOS(絶滅危惧動物)」
3回目 3年月組「ガラパゴス」
4回目 3年月組「難民」
5回目 4年菊組「桜」
一回一回、私にはかけがえのない思い出ができました。
なぜなら、HR展に打ち込む生徒たちの情熱は素晴らしく、
その準備の過程で出会う生徒たちの意外な才能や、協力性、粘り強さ、底力・・・
そういうものを担任は間近に見て、感動することができるからです。
そして、自分自身もまた、テーマに対する知識を増やし、
新たな分野への興味を持ち、
毎日が楽しくなるのです。
今日の講堂朝会のお話から、
4・5年生にはぜひ今年のHR展のレベルをガンガン上げていってほしいと思いますし、
6年生には、今まで歩んだ道を振り返り、その道程で得たことをいとおしんでほしいと思います。
また、4・5年の先生方にも、HR展への闘志を燃やしてほしいな、と思っています。
高みの見物をしている先生なんて、発見もできないし、知識も増えないし、つまらないものですから。
というわけで、みなさん、
「勉強も頑張る!部活も頑張る!姉妹活動も頑張る!行事ももちろん頑張る!」
そういう生徒・先生・学校を目指しましょう!!
さて、3・4時間目の校内は、パフォーマンスの練習に燃える生徒たちでいっぱいでした。
記念グラウンドでは…、

イチョウ広場でも…、

あれ?カラフル!って思いませんでしたか?
そうなんです、今年から、高校生にクラスTシャツを許可しました!
(卒業生から、かなり嫉妬の声が…!)
そんなわけで、赤は菊組!

黄色は月組!

みんなうれしそうに校内を走り回っていました。
姉妹パフォで中学姉妹クラスをまとめる3年生も頑張ってますよ。

そして、今日は土曜だけあって、卒業生がたくさん学園を訪ねてくれました。
クラスTシャツを心底うらやましがってた今春の卒業生たち(笑)
              ↓

気づけば、5月も今日で終わり。
来週からは教育実習も始まりますので、
6月ならではの忙しさ・華やかさが、学園にやってきます!