10月18日の全校講堂朝会では、「青春の道場 西遠で成長するということ」と題してお話をしました。「青春の道場」という言葉を、今、生徒たちはどう受け止めてるのか、集会記録からご紹介しましょう。
「青春の道場」西遠で…
◎学校生活には「楽しさ」も大切だけど、それだけじゃなくて、「自分がどう成長するか」っていうことも大事だという話が印象に残りました。友達とわいわいしているだけじゃなくて、自分なりに何かに本気で取り組んで、その中で成長していくことが、これからの学校生活で意識したいことだと思いました。最近、学校行事とか部活も、どこか「やらなきゃいけないからやる」みたいな感じになっていたけど、それじゃもったいないなって感じました。校長先生が言っていたように、西遠はただの学校じゃなくて「道場」だと思って、ここでしかできない経験や学びを大切にしていきたいです。うまくいかないこともあると思うけど、それも含めて自分を鍛えるチャンスだと考えて、後期はもう少し前向きにいろんなことに取り組んでいきたいと思いました。まずは自分から行動することを意識していきたいです。(中学2年)
◎生徒会についてのお話では、自分事と捉えて参加しようという内容でした。そのあとに行われた高校生徒総会の最後に、顧問の平池先生がアンケートの参加率が悪いというお話をしていました。それを聞いて、生徒会活動を自分事として捉えて参加することは、執行部以外はあまり具体的な行動は思いつかないけれど、アンケートをしっかり答えることからも、生徒会へ参加できるのだと気が付きました。今年は、生徒会の執行部や執行委員をやっていないけれど、アンケートや生徒会が実施しているイベントなどに積極的に参加をして、自分事として生徒会活動を捉えて行動していきたいと思います。(高校1年)
◎これからの学校生活では、鏡や壁にある言葉をただの飾りにせず、自分自身へのメッセージとして受け止めたいです。そして、日々の小さな努力を積み重ねながら、自分なりの“ユーダイモニア”を見つけていきたいです。さらに、周りの友人や先生との関わりの中でも学びを深め、互いに刺激し合いながら成長していきたいと思います。一人ひとりが持つ個性や強みを大切にしながら、学園全体の力にも貢献できるような自分を目指したいです。困難や失敗に直面したときも逃げずに向き合い、今日学んだ「努力の大切さ」を胸に、前向きに挑戦し続けたいです。(高校2年)


◎生徒総会を通して「生徒自治」の大切さも改めて考えました。生徒会活動は単なるイベント運営ではなく、生徒自身が学校をより良くしていくための大事な取り組みなのだとわかりました。これまでは総会に参加しても発表を聞くだけで終わってしまうことが多かったのですが、今回のお話を通して、自分たちが学校をつくる一員であるという意識をもっと持たなければいけないと強く感じました。私たちは一人ひとりの意見や行動が、学校の未来を形づくって行くのだと思います。この講堂朝会を通して、私は「青春の道場」という言葉の本当の意味を少し理解できた気がします。学校はただ勉強をするだけの場所ではなく、自分を鍛え、成長させる場所です。鏡の言葉を意識し、日々の生活の中で小さな一歩を積み重ねていくことで、きっと今より強く、前向きな自分になれると思います。これからの学校生活では、言葉の持つ力を大切にしながら、「ユーダイモニア」を感じられるような経験を重ねていきたいです。(高校2年)


高校2年生は、生徒会活動や学園祭の中心学年として多忙な日々を送っていますが、その中にあって「青春の道場」という言葉の重みを感じてくれているようです。明日からは研修旅行ですが、九州でもたくさん吸収してきてくださいね!
次回は、高校3年生の感想をご紹介したいと思います。

