掲示コンクール開催中

中学1年生・2年生の「掲示コンクール」只今開催中です。
毎年、学園祭が終わって一息ついたころ、中1・2年生の闘いが始まります。
HR展という展示の完成形を目の当たりにした下級生たちが、プレHR展ともいえる「掲示コンクール」でクラスごとに調べ学習の上、掲示に工夫を凝らします。
1年生は、「日本文化」について、
2年生は、「オーストラリア」について、
とそれぞれテーマは決まっています。
国際コミュニケーション教育の一環であり、同時に、行事による学びの中で「知的創造性」を育むものとして位置づけられています。
今年は、本日一斉に行われた授業参観に合わせ、昨日が完成披露日となりました。
今日、参観会にいらした保護者の皆様、お子様のクラスの掲示はいかがでしたか?
ミニHR展のように、お楽しみいただけましたでしょうか。
私は、昨日の放課後、「審査」で教室を訪れました。
どのクラスも、頑張った跡、工夫した跡がよく分かる、個性あふれる空間を作り出していました。
1年生
 菊組「日本の世界自然遺産」
 藤組「日本の世界文化遺産」
 月組「日本の温泉文化」
2年生
 菊組「オーストラリアの現代生活(日本との比較)」
 藤組「オーストラリアの自然」
 月組「オーストラリアの歴史・文化」
それぞれにオリジナルの工夫がありましたので、それらを中心に写真でご紹介しましょう。
1年生
菊組は、日本全国にある「世界自然遺産」をパートごとに紹介していました。
知床、小笠原諸島など、自然遺産全体を説明するパートと、仕切られて個々に説明を加えたパートに分かれています。
ここは、屋久島のパート。

こうした力作の絵が一枚あると、見応えがあるものですね。
立体的な製作物では、滝を作り、ビューポイントまで指定してあったのが、かわいかったです。
藤組は、「世界文化遺産」を年表で時代順に紹介しました。
何時代に何が作られたのか、この視点、とても大事です。
そして、立体的な製作物の完成度も高く…

金閣寺、立派にできあがりました。
月組は、温泉について。
温泉と文豪のつながりも、文豪たちの肖像まで入れた掲示物に仕上げました。
何と言っても、日本地図がカラフル!鮮やかでいいですね。

各地の温泉を丹念に調べてありました。
なんと、倉真温泉のお湯まで展示とはオドロキでした!
2年生は、オーストラリア訪問に向けて、訪問する国をちゃんと調べます。
菊組は、日豪の生活を、学校の時間割で比較したり、家の間取りで比較したりと、精力的に違いを調べていました。
食のコーナーでは、ベジマイトやティムタムの紹介も!

今までに何人、チョコと間違えてベジマイトをパンにたっぷりつけて頬張って固まった生徒がいたことでしょう…あの顔、この顔を思い出しちゃいました(笑)。
藤組は自然を研究。
動物・植物だけでなく、星空を調べ、きれいに展示してあったのが印象的でした。
しかも、説明もしてくれました!

説明の3人によれば、オーストラリアのクリスマスツリーのてっぺんは、星ひとつじゃなくて、南十字星が乗っかっているとのこと。
知らなかった~。

勉強になりました!
月組は、歴史や文化を調べました。
アボリジニのこと、しっかり調べてありました。

これはノート形式になっています。
本棚を利用した掲示の仕方、工夫していました。
この一角には、芋虫(本物じゃなくて、製作物)もいます!
正門からこの教室を見上げると、オーストラリアの国旗がたなびいていますよ。
どのクラスもアイディアにあふれた楽しい掲示でした。
1,2年生の皆さん、お疲れ様!
ぜひ、他クラスの良さも見学して、どんどんクオリティを上げ、HR展に備えてくださいね。