上級生から下級生へ

大変遅くなってしまいましたが、4月・5月の講堂朝会の感想を書いて提出してもらった「集会記録」にコメントを書き入れております。
提出してくれた生徒の皆さん、なかなかお返しできなくて、すみませんでした。
週明け早々に、お返しできるようにしますね。

4月の講堂朝会は「西遠の学習について」をテーマに全校生徒にお話をしました。
生徒の感想はそれぞれ自己の学習習慣を振り返り、決意を新たにしています。
私はいつも下級生から順に読み始めますが、
中学1年生は西遠の学習の第一歩を踏み出したばかり。
それに対して、高校3年生は、週35時間の学習時間を当然のごとく実践しています。
12歳から18歳までが一堂に会して講堂朝会に臨む、ということは、
大人の6歳の差とは全然違うことです。
とてつもなく大きな年齢差・環境の差の中で話を聴くことであり、
受け取り方も、当たり前だけれども千差万別ということなのです。
そして、年齢が上がっていけばいくほど、味わいのある、深い内容になります。
西遠の四季を何度も繰り返している上級生の、経験の上に立った感想は重い!
上級生から下級生に届けたいメッセージも文中には垣間見えています。
6年生の集会記録の中に書かれた、素敵な感想をどうぞ。

☆6年生になる前、週35時間学習とかあり得ないし、そんなに勉強したら頭痛いわ、とか思っていましたが、今、6年生になって気付いたら、35時間超していて、自分自身に驚きました。受験生ってこういうことか、とつくづく実感しいています。
☆中学生の時、毎日まじめに生活ノートを書いていたことを思い出しました。学習習慣が定着したのも、生活ノートのおかげだと思います。たまに、中学生のころ書いたノートを見直すと、恥ずかしいけれども過ごしてきた証を見るようで、嬉しくなります。6年分のノート・記録をファイルにまとめるのが楽しみです。
☆中学の頃、テストの計画表とかが嫌いでした。期限までに出せなくて、先生に催促されてしまうことが何回もありました。中3の時、友達が「テストの2週間計画のとおりにやったら、絶対成績上がるよね」というのを聞いて、実行してみようと思いました。張り切って計画を立てましたが、結構ハードなスケジュールにしてしまい、初日からつまずいてしまいました。その時、私は計画を立てて実行することの大変さと、一日に自分がこなせる量に気づくことができました。計画表通りに勉強することはできませんでしたが、その時のテストの順位は明らかに今までの順位より上を取ることができました。計画を立て、実行することにより、得るものが沢山ありました。
☆最後のHR展だった昨年の学園祭では、実行委員会も忙しかったけれど、HR展の仕事も頑張りました。家でひたすら新聞紙をちぎりました。キクタンをCDで流し、聴きながら、言いながら、両手が真っ黒になるまでちぎっていた夏・秋の頃を思い出します。クラスの団結とはとても素敵なものだと、実感できます。

上級生から下級生へ、こうした思いが部活動や姉妹ピア活動などで伝えられていき、西遠の生徒はいつも目標を持ちながら前進していけるのだと思います。
集会記録には、そんなエッセンスが詰まっています。
☆  ☆  ☆  ☆  ☆
生き物2題
その1 暑さを忘れる一枚

コイさんたち、列になって泳いでいました。
その2 今年も我が家の玄関に恒例のお客様が来ました。

アマガエルさん、ようこそ。
今週は定期テスト週間です。
生徒の皆さん、頑張れ!!