七夕、テスト初日

7月7日、七夕。今日から西遠は7月定期テストです。中学1・2年生は明日からですが、テスト期間は生徒の顔がちょっと引き締まりますね。そして、寸暇を惜しんで勉強したいという姿勢がにじみ出る登校風景も、テスト期間中ならでは。今朝登校時間は雨が降っていましたので、傘さしながら問題集を手に、というのは無理でしたが(いつもはバスを降りるとノートを片手に持って歩く生徒もいます)、いつもより早く登校する生徒もいて、テスト特有の程よい緊張感が感じられた今朝の光景でした。

午前3時間のテスト、そして姉妹掃除を終えて、生徒が下校し始めた12時半、午前中の雨はやんでいました。傘をたたんで下校していく生徒たちに「明日も頑張ろうね!」と声をかけると、「はい!」と元気な返事を聞くことができました。よし!明日もテストに挑もう!

鳥たちは雨の中でも元気です。

本館前の駐車場に舞い降りたスズメ。
ヒヨドリは2羽仲良く石の上。雨宿りかな。

九州各県など、大雨の災害が次々に報道されています。各地の川の氾濫が後を絶ちません。いつまで雨は続くのでしょう。被害に見舞われた皆様には掛ける言葉もありません。被害を食い止め、一日も早く復興が叶うように、「早く雨が止みますように」と願うばかりです。

天竜川のすぐ傍らに住む私は、幸いにも生まれてから今まで一度も決壊や浸水という事態に遭ったことはなく、治水に尽力してくれた金原明善のおかげ、とずっと思ってきました。しかし、昨年の長野県での千曲川の氾濫を見て、地球温暖化による気象の変化で、これからは大きな川の氾濫が毎年相次ぐようになるのではないかと家族で話したものです。ですから、九州の河川の氾濫は他人事には決して思えません。今回の長雨で天竜川がどうなってしまうのかも不安です。気候の変化で災害が頻発することをどうしたら止められるのだろう、と考えると、コロナ対策で提言された「新しい生活様式」以上に、もっともっと根本的に私たちの生活様式を見直さなくてはならないように思います。皆さんはどうお考えですか?

願いを書ける短冊が今、目の前にあったら、「雨よ、止め!」と書きたい。

今日は七夕。7月7日という日は、チューリップファンには、メンバーの一人の命日でもあり、寂しく切ない日でもあります。晴れてほしいという願いを込めて、チューリップの花の写真を1枚載せます。花を見て皆さんの心が癒されますように。