夢を拓くために

中学2年生は、昨日「夢を拓くキャリア講座」に臨みました。これは、毎年中学2年生を対象に、国際ソロプチミスト浜松の皆様が講話をしてくださるもので、生徒がいつか自分の夢を実現させていくために必要なことは何かを深く考える時間となっています。

今年は、コロナ感染防止のため、グループになって行なうワークショップ的なことはかないませんので、教室での会員講話という形式をお願いしました。ソロプチミスト会員の秋様・大石様の講話は、生徒たちの心に様々な気づきをもたらしました。

菊組にお越しくださったのは、遊歩の丘かみにしこども園の園長先生である大石絵里様。

保育士や幼稚園教諭になる夢を抱いている生徒も多いけれど、社会の仕組みとして幼稚園や保育園、そしてこども園がどういう役割を果たしているのかを生徒たちは詳しく知りません。 大石様は、「幼稚園」「保育園」「こども園」ってどう違うのか、そして、どんな資格が必要で、どうやったらその仕事に就けるのか、中学2年生に分かりやすく教えてくださいました。

自分が夢見る職業がどういう進路をとることでたどり着けるものなのか、そして、子供たちの成長を守り支える仕事の素晴らしさや大変さを、生徒たちは学ぶことができました。

藤組を訪れてくださったのは、医療法人「拓己会」理事の秋優子様です。

介護老人保健施設「長鶴の里」開設をはじめとして、お年寄りの皆さんの健康や長寿のために尽力されている秋様は、施設で働く皆さんがどういう資格を持ち、どういう仕事をしていらっしゃるのか、またどんなところにこの仕事の魅力があるのかをエネルギッシュにお話しくださいました。

秋様は、まさか自分がこうした仕事に出会うとは想像もしていなかったとおっしゃいます。しかし、出会ったこのお仕事を心から愛し、責任を持って日々を過ごしていらっしゃること、入所していらっしゃる方々やそこで働く方々の笑顔をとても大切にしていることが、生徒の心に深く刻まれたようです。

ソロプチミストの皆様、毎年、とても有意義なお時間を作ってくださいまして、ありがとうございます。女子校として、「未来を拓く女性」を目指す生徒たちに、とても大事な学びをご提供くださり、心から感謝致します。