OMO学園祭への道 その5 高校3年生の想い

いよいよ今週末の土日は、「西遠OMO学園祭2021」です。今日と明日は授業を午前中のみにして、午後は学園祭準備に余念のない生徒たちですが、そろそろ仕上がり具合が気になるところ。教室を回ると、作業も佳境にさしかかっているようでした。

さて、そんな後輩たちを、高校3年生は、どんな思いで見つめているのでしょうか。先週の講堂朝会「OMO学園祭で学ぶもの」の感想が集まっています。今日は、高校3年生の感想を紹介します。

  • オンラインになってもライブを通じて他学年と交流したり、外国の方にもわかりやすい言葉、また英語を日本語に訳したり、日本語を英訳したりと、海外とのつながりもコロナだからといって途切れさせない姿勢に感銘を受けました。コロナ禍で企業に取材に行くことが困難な中、必死にクラスの皆と協力して制作に取り組んでいることがうかがえて、ますます当日のライブが楽しみになりました。
  • 去年、初めてのオンラインということもあり、パソコンの使い方すらわからない状態からのスタートで不安が多くありましたが、学園祭当日にはしっかりと発表することができたことを思い出しました。そして、HR展テーマだった「ペット問題」を学園祭後にも深め、たくさん学ぶ機会を得ることができました。HR展を通じて、いろいろなことを考え、未来を変えてくれるような後輩が出てくることを願っています。
  • 姉妹班の掃除で、教室の隅のモニュメントが日を追うごとに大きくなっているのを見て、頑張っているな、大変なのだな、と思いを巡らすことが多くなってきました。
  • 後輩のHR展はどれも気になるテーマばかりだったので、本番を楽しみにしています。最後の最後まで頑張っている後輩を応援しつつ、自分も頑張らないとなと思いました。
  • 西遠の学園祭は唯一無二、自分の考えや視野を広げることのできる成長の場だと思います。特にHR展では、自分たちで決めたテーマに沿ってクラス一人ひとりが考え、追究して、他のクラスからも多く知識を得て新たな考えが生み出されることもあり、自分にとってとても良い経験になりました。また、部活展も、昨年のオンラインで動画作成するにあたって、曲に関する著作権の問題をはじめ障壁もありましたが、初めての経験でよい思い出になりました。私は昨年の学園祭で、形を変えたからこそ得られたものが多く、良い経験になったと身をもって感じました。そのため、後輩たちには、制約がある中でもできることを見つけたうえで悔いのないよう楽しんでほしいと思います。
  • 昨年のHR展「多文化共生都市浜松」は、やさしい日本語を用いて作成しました。私たちのアイデアが今年、下級生のルールとして新しく取り入れられ、自分たちがやってきたことが1年では終わっていないということが実感でき、嬉しいです。
  • 受験生になって、一層大学への憧れが強くなった私からすると、普段の授業で培った知識を使いながらも、授業では深めることのできない社会の諸問題を存分に研究できる時間がある後輩をうらやましく感じます。自分たちの好きなテーマについて、自由に研究をして自分の意見を深めるということは、私がまさに大学でやりたいことだからです。今年は6年生として、後輩のHR展からたくさん学ばせてもらいたいです。

高校3年生たちは、自らの来し方を懐かしく思い出しながら、後輩を温かく包み、応援してくれています。先輩から後輩に引き継がれていく行事なのだと実感します。

ここで、今年の学園祭HR展のテーマをご紹介しましょう。

先輩たちも楽しみにしている今年の学園祭が、もうすぐ幕を開けます。明日の午前中で授業が終わり、OMO学園祭の準備もいよいよ大詰めを迎えるのです。このあとHR展の準備は、教室のライブ配信スタジオ作りとライブプレゼン練習がメインとなります。どんな空間・どんなプレゼンが出来上がるのか楽しみです。

学園祭に関するおしらせ

1)卒業生審査員募集中! 9月30日まで登録可能です。ぜひ、こちらからご登録ください。

2)小学生の皆さん、公立中学生の皆さん、そのご家族を対象にしたオンラインイベント「西遠ってどんなとこ?」を10月3日(日)10:30から行います。こちらも事前登録が必要です。YouTubeのライブ配信となりますので、ぜひご登録ください。