交通安全のために

20日(水)の全校朝礼は、講堂で行われました。浜松東署の交通指導員の小粥様より、主に自転車の交通安全についてお話がありました。

「止まれ」の標識のある場所では、白い停止線できちんと止まっていますか?

会場が湧いたのは、小粥さんの指示通りに拍手をするというゲーム。小粥さんの両手が重なった瞬間に手を打つのですが、なかなかタイミングが合いません。しかも、どんどんスピードが速くなって…、小粥さんが腕の動きを止めても、思わず拍手してしまう生徒たち!

慣れや油断が危険なことを、この楽しいゲームを通じて、小粥さんが教えてくださいました。

自転車は、被害者にもなりやすく、また加害者にもなってしまう乗り物です。会場を沸かせたゲームもありましたが、最後に朗読してくださった警察官の手記には胸を締め付けられました。痛ましい死亡事故のことを書いた文章でした。交通死亡事故の悲劇の大きさを、会場にいた全員が感じ取ったことでしょう。

西遠にも交通事故で亡くなった先輩がいます。私自身、平成2年1月の死亡事故は忘れられません。かけがえのない命が奪われたこの悲劇を二度と繰り返してはならないと思います。

今、生徒たちも、私たち教員も、毎日元気に通学・通勤しています。しかし、交通事故の危険は誰にもどこにでもあります。日頃から、交通ルールを守ることはもちろん、穏やかな気持ち・優しい気持ちを育て、焦らず怒らず、ゆとりのある生活+注意力を持った生活を心がけましょう。

保護者の皆様も、どうぞ安全運転をお心がけください。雨の日や土曜の朝・昼は大変混み合う正門前ですが、オオバの頓珍漢な指示をしっかり守ってくださいまして、ありがとうございます。事故のないよう余裕をもって運転してくださる皆様に感謝しております。

朝晩の送迎の際は、一時停止と譲り合い、そして、かわいいコーンを踏みつけないように、よろしくお願い致します。