全校講堂朝会「学ぶということ」

今日は、土曜日。各学年、土曜の「総合」「探究」プログラムがたくさん行われましたが、1時間目は、中1から高2までの五学年が集まっての「全校講堂朝会」でした。今年度最後の「講堂朝会」です。タイトルは「学ぶということ」。2月6日から10日までの5日間にわたり全教科で実施した「授業アンケート」をもとに生徒の皆さんと「学ぶ姿勢」について考えました。

スクリーンを使い、最初に紹介したのが、授業アンケートの結果のグラフでした。

このアンケートが行われた一週間の授業について、正直なところを聞きました。「授業のやり方が変わって疲れた人?」「わかりやすくなった人?」「先生が変わったと思った人?」などなど。該当する人は、恐る恐る挙手してくれました。

そして、次に話し合ってもらったのは、「あなたが思う『良い授業』とはどんな授業ですか?」の問いです。隣同士で、「こういう授業が良い授業だと思う!という意見を交わしてもらいました。

1分間の話し合いでしたが、どんな意見が出たでしょうか。写真では、生徒の皆さん、楽しそうに話してますね。

さて、この後話したのは、「授業に取り組む姿勢」によって、「良い授業」や「良い先生」というものは変わるということです。懇切丁寧な先生は本当に良い先生なのか、自分で考えることを生徒は怠けていないか、今の学習姿勢のままで世界の中で生きていく力はつくのか…。学ぶということについて、世界と比較して考えました。また、脳科学者の池谷裕二さんに教えていただいた「学習のポイント18」も紹介しました。

授業への姿勢や学習についての考えは、講堂朝会の前と後でどんなに変わったでしょうか。先生も変革を続けます。生徒の皆さんも、新たな考え方を獲得し、一歩を踏み出してください。今回の講堂朝会の感想は、アンケートフォームで寄せてもらうことになっています。皆さんのフォーム送信を楽しみにしています。