明日は女性教育講演会

明日の午後、西遠では「女性教育講演会」が行われます。人として、女性としていかに生きるかを考える大切な機会として、講師の先生のお話を伺います。2020年2月に行われて以来、コロナ禍の間は実施を見送ってきたこの講演会が、明日遂に復活します。

明日の講師は、本校卒業生で順天堂大学スポーツ健康科学部助教の三倉茜先生です。

在校中は陸上競技部で活躍した三倉先生、大学時代からスポーツマネジメント領域において女性スポーツの研究を行ってきました。明日は「スポーツを通じて知るジェンダー平等の現状」と題して、スポーツ界におけるジェンダー平等の現状を中心に、自分らしく生きられる社会はどうしたら実現できるのか、お話しくださいます。

三倉先生からのメッセージ
もともと男性中心の文化として生まれたスポーツには、様々なジェンダー格差が隠れています。その証拠に、スポーツ・身体活動実施率はどの年代でも女性は男性を下回っていたり、コーチや審判としてスポーツに参加する女性も少ない現状にあります。そんなスポーツという文化の中で起こっている様々なジェンダー格差を知ることを通じて、日本社会全体のジェンダー平等の実態について紐解いていきます。またジェンダー格差の多く残る日本で、性別に関わらず、自分らしく活動できる社会をつくるために必要なことについて一緒に考えましょう。

明日の講演会で、「未来を拓く女性」になるための大事な示唆をいただけると思います。
三倉先生、どうぞよろしくお願いします!