いわさきちひろの誕生日

今日は、画家、絵本作家として知られる いわさきちひろの誕生日。1918年12月15日、いわさきちひろは生まれ、1974年に55歳で亡くなっています。彼女の描く子どもたちの絵は、あたたかくて、かわいらしいですね。今日は、いわさきちひろさんの本を読もうと、図書館でこの本を借りて帰りました。

ジュニアコーナーにある火の鳥人物文庫の「いわさきちひろ 子どもに夢をたくして」です。実際に絵本作家となるまでの道のりを私はほとんど知りませんでしたので、とても興味深く読みました。

お嬢様育ちのちひろさん、洋裁も大好きだったというのは、先日訪ねた「いわさきちひろ美術館」の様々な展示で知りました。美に対する意識がとても高かったのでしょうね。そして、結婚し、お子さんが生まれてからは、子どもの絵を描くことに大きな喜びを感じ、たくさんの絵本にその才能が結実したのでした。子どもをいとおしみ、平和を愛した彼女の心は、その絵を通じて世界中の人々に届いているのではないでしょうか。

本の終わりには、東京の下石神井と長野県の安曇野にある2つの「いわさきちひろ美術館」も紹介されています。また行きたいなあ、と思いました。

先月11月22日に訪ねた東京都練馬区のいわさきちひろ美術館。ちひろのアトリエも再現されています。

2016年の夏休みに訪ねた安曇野のちひろ美術館。夢いっぱいの場所です。

今回、写真を整理していたら、私はこの二つの美術館の両方で、リンゴジュースを飲んでいたことがわかりました(笑)。

いわさきちひろさんのお誕生日ということで、今日は彼女の人生に思いをはせました。

皆さんもいつかいわさきちひろさんの二つの美術館をぜひ訪ねてみてください。優しい気持ちになれる場所です。そして、いわさきちひろという一人の女性の生きざまにもぜひ触れてくださいね。