弁論大会を終えて

国際ソロプチミスト浜松様のご後援を得て開催されている、本校の行事
「女性学弁論大会」
今年も中学・高校共に実り多い大会となりました。
本日2時間目、まず中学生の弁論大会が行われました。
1年生は、身近な女性を取材してまとめたことを、
2年生は、新聞記事から、女性の生き方について考えたことを、
3年生は、女性に関する本の中から1冊を選んで、
それぞれ1人の女性として人間としてどんなことを大事にしていきたいのか
ということを力強く発表してくれました。
3時間目には、高校生が発表。
4年生3名は、国際的にも有名な女性たちの評伝や自伝などを読んで、
5年生3名は、いま世界ので問題となっている女性の社会問題をテーマに、
自己の考えを深めて訴える弁論が行なわれました。
国際ソロプチミスト浜松の会長を務めていらっしゃる畑すみ子様より、
「どうして、この弁論大会でたくさんの感動をもらえるのか、
そこには3つの要素があります。
1つは、校訓などの教えをもとに生徒を導く先生方、
2つ目に、生き方について考え、呼び掛ける生徒に耳を傾ける生徒の皆さん、
そして、3つ目に、ソロプチミストの中にもたくさんいらっしゃるように、典雅荘重をもとに活躍していらっしゃる卒業生の皆さん、
その3つが一つになって、今日の大会があるのです」
というお言葉をいただきました。
大変嬉しい言葉をいただき、感激しました。
この弁論大会を、さらに続け、進化させていきたい・・・
私達の背中を押していただくご挨拶でした。
ありがとうございました。

中学では影山先生が、高校では市川先生が
それぞれ講評でおっしゃったとおり、
弁論大会とは、
発表者が、発見し、考えたことを、広く皆に伝える場であり、
聴衆もまた、一人一人の弁論で発見をし、主張について考え、新たな行動につなげていく、
そういう意義のあるものだと思います。
かつての教え子が、
「私は西遠の行事の中で、弁論大会が一番好きです」
と言っていたことを思い出しました。
また、ご参加くださったソロプチミストの皆様も、
「今年も大変感動しました」
と口々におっしゃってくださいました。

生き方について、考え方について、
こんなに真正面から、こんなに真剣に考えられる機会は、
今の世の中、なかなかありません。
この真っ直ぐな大会を、これからも西遠の大切な行事として、大事に育てていきたいと思います。