三島へ

今日は、文化の日。
高校2年生は九州で長崎市内を堪能したはず。
私は、息子一家に誘われて三島までドライブの一日でした。
今日は、富士山がとてもきれいでした。

♪頭を雲に上に出し♪
富士の高さを感じながら、車は東名高速を東へ。
三島へ行った目的は、大岡信ことば館で開催されている「谷川俊太郎展」でした。
三島駅北口すぐ前のビルの1・2階が「大岡信ことば館」です。
12月25日まで行われている「谷川俊太郎展」、
詩人の谷川俊太郎さんの作品が壁だけでなく立体的に展示されていました。
そして、一か所だけ、撮影オッケーのスポットがあります。
             ↓

谷川俊太郎さんと一緒にいるみたいな親近感を覚えるスポットです。
もうすぐ2歳のいたずらっ子の孫は、新幹線の見える休憩室でのんびり過ごしました。
私たち大人も、その休憩室で、来月85歳のお誕生日を迎える谷川さんへのバースデーカードをしたためました。
考えてみれば、小さい頃からみんな俊太郎さんにとてもお世話になっているんですよね。
私は、SNOOPYで出会いました。
マザーグースの翻訳も、谷川さん、
「生きるということ、今生きているということ」という詩も、
「朝のリレー」も、
「春に」も、
小中高と、谷川さんの詩に何度出会ったことでしょう。
絵本から「二十億光年の孤独」まで、実に多彩な「言葉」の活動をしている谷川さん。
壁に大きく掲げられた「自己紹介」という詩も心に残りました。
また、書簡のコーナーでは、高村光太郎からのハガキも展示されていて、光太郎の肉筆を眩しく思いました。
三島の街を少し歩きました。
知らない町の通りを歩くのは楽しかったです。
歩行者天国のイベントも、三島野菜がふんだんに使われたレストランのサラダバーも、みんなで堪能しました。
文化の日、楽しい休日となりました。
ことば館で購入した「自選 谷川俊太郎詩集」
ゆっくり読みこんでみようと思います。